品のないイベントの広告宣伝とはいかなるものなのか興味がわくところだが、まあ確かにあの手この手を使った広告宣伝は時折見かける。昔から思うのだが、そんなことをしなくても、日々常識的な出玉で営業していれば特にイベントをする必要などないと思うのだが。

東京都遊協は1月23日、都内水道橋の東京ドームホテルで定例理事会を開催し、一連の広告宣伝規制を再徹底する姿勢を示した。

理事会冒頭の挨拶でこの問題に触れた阿部恭久理事長は、「世間の目が厳しい状況下にあって、一部の鈍感な店舗だけとはいえ、品のないイベントの広告宣伝が後を絶たず、社会からの反感も非常に強い。我々の業界は必ずしも法令に触れない事柄であっても、社会に与える影響を考慮した慎重な対応が求められる」と述べ、この是正を強く呼びかけた。

これに関連し、総務委員会が都遊連健全化センターに対して指導活動強化の要請を行ったことが報告された。昨年4月に閣議決定されたギャンブル等依存症対策推進基本計画で、広告宣伝が依存問題発生の抑止になるよう、業界側で指針作りをすることが求められたことを受け、都遊協では昨年3月の理事会で規制対象の明文化を決議。それを元に健全化センターが注意喚起や指導を実施してきたが、隠語を用いた広告宣伝への苦情やトラブル事例が後を絶たない状況が続いていた。

こうした事態を受け総務委員会では、昨年12月の委員会で健全化センターから複数回の注意、指導を受けている組合員店舗を指導重点対象として取組むほか、検定・認定切れ機の撤去の徹底とともに、今後、複数回の是正指導を行った案件に対しては行政通報事案として都遊連会長に報告するよう求めた。報告に立った小島豊総務委員長は、「注意喚起を受けるホールは集中しているというが、これ以上、広告宣伝で業界が射幸心を煽っていると思われないようにしなければならない」と要請理由を述べた。~以下略。遊技通信webより引用~ https://www.yugitsushin.jp/category/dantai/

 個人的な意見だが、普段も出してるけど、イベント時はもっと出すから来てくださいねというような店ならいいのだが、イベント時にちょこっと気持ち程度に出玉率を上げ、普段は非等価で千円18回も回らない台がゴロゴロしているような店は珍しくない。どんな商売でもやり方というものがあるわけで、慈善事業じゃないのは分かるのだが、イベント時に煽りまくり、通常営業時に搾り取るようなことはやめろということ。

 まあ、普段の出玉等関係なく、イベント自体が射幸心を煽るからやめろというのがオカミからのお達しなわけだが、射幸心を煽りまくる機種を右から左へ認可していたのは当の自分たちということは忘れない方がいい。ただ、さすがに過去の教訓からか、パチンコもパチスロもやたらと出玉に関しては厳しくなってはいるので、出玉を煽るイベント自体下火になっていくだろうとは思う。