自己申告プログラム家族申告にも運用強化(Greenbelt)

パチンコ・パチスロ産業21世紀会は同日、12月から「自己申告プログラム」に“家族申告”にも運用を拡大していることを発表した。

自己申告プログラムは1日の遊技上限金額に関する遊技者本人からの自己申告に基づき、設定値を超えた場合に通知する仕組み。2015年10月より運用が開始され、今年12月1日現在で全国1,831店舗に導入されている。

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ギャンブル依存症対策 家族申告でネット馬券停止 JRA28日導入、来春拡大

 

キタサンブラックの感動的な圧勝劇で幕を閉じた競馬界にも、IR絡みで逆風が吹いています。

しかし、公営競技であるこちらはテレビCMもネット広告もバンバン出ていますね。

先日仕事の都合上とあるネットバンクの口座開設をしたところ、送られてきた書類一式の中に「ボートレース」のWeb投票チラシが入っていました。

一体この国は何がしたいんだろう。そんな風にも感じます。

 

一方のパチンコ・パチスロ業界ですが、依存症対策の一連の流れの中で家族申告制度を実用化した事は、もろ手を挙げて賛成したい。

以前、田中紀子氏がインタビュー内で仰っていましたが

「依存症患者など所詮全体の数%で業界の売り上げ規模からしたら対策を取ったところで直接的なダメージはほとんどない」

「それよりもギャンブルである以上でる依存症に対して責任をもってケツを拭き、イメージの回復に努める方が大事」

という言葉は非常に説得力のある話でした。

本人は当然として、その家族ごと家庭を崩壊させてしまうギャンブリング依存は、パチンコ・パチスロ業界が決して目を背けてはいけない問題です。

依存に苦しむ人、その家族が一人でも少なくなるために、今後も粛々と対策の実行に邁進してもらいたいところです。