今年も残すところ一カ月弱。去年もやった個人的年間ベスト機種を記しておこうと思います。
これを書いているのは11月の末。まだ12月中に触って、「やっぱコレだよ!」となる可能性もありますが、その場合は来年度へ回すということで。

☆第一位
冬のソナタリメンバースウィートバージョン

これは稼働を埋める意味で助かったなあ。日数は少ないものの、高設定らしき台も打てたし。
実はこの機種が登場する春前に、ミドル版も打ってたんですね。そんなわけで、去年の夏に「減らなきゃいいや」で済ませていた電サポ中の止め打ちをイチから頑張ることで、バカにならない収支アップに繋がることは承知済み。
おかげで、設定1前提でも常にプラスの内容にはなりました。まあ、設定が入らなくなってからは、「玉増やしは禁じられ、設定2で上等」なんて店で良く打ち、安い稼働の一因ともなりましたけど。

演出も打ち込む間に派手さが気にならなくなり、京楽大好きでもない自分としては楽しめました。
これは羽根デジゆえの当りやすさありきですがね。

あと、夏場の動画収録でもお世話になった!
これはデカかったなあ。経験していない方はわからぬでしょうが、「どれ打ってもキツい」なんて現場はけっこうあり、そんな中で「冬ソナをやってりゃあ、プラスの内容になる」というのは大きかったのですよ。
できれば、DVDの中で電チューに玉が向かう様子を映像として入れてほしかったのだけれど、この機種は拾われない玉は全然タイミングが合ってないように見えるしねえ(これが上達の過程ではけっこうな妨げ)。
「ほら、全部電チューに入るでしょ」という絵面にならないからカットも止むなしか?

収録でご一緒したヤッシー君に出玉勝負は負けて、後日に反省から1セットのケツの打ち出しタイミングを完璧にしたのも、いい思い出です。それ以来、増やさず減らさずも簡単になったし。あの収録はやって良かった♪

☆第二位
ウルトラセブン2ライトバージョン

な~んかね、つい打っちゃうんですよ。冬ソナが好きだった理由の一つに、通常時から8個保留でストレスが無いというのもあるんだけど、こいつは保4タイプ。
なんでしょうね? 保3消化も速いからイライラが少ないのかもしれない。慶次もそういうところがあるし。

お金の話をすると、ぶっちゃけ、そんな儲かってません。末期の冬ソナ甘と同じく、最低設定でもプラスになる台が転がっているから、困ったら手を出しているだけ。
設定1を否定する演出すら、一度しか見ていないくらいですよ。スペック的に甘いから、どこの店も高設定は使えないのかな?

あと、期待感ですか。STには一日打てばそこそこ入るから、「一発デカいのを引けば」と夢があるんですね。
STまでのハードルもミドルよりずっと低いし、これなら自分もドキドキを楽しめる。
もうパチンコは全部こんなんでいいよ(笑)。

☆第三位
花の慶次2漆黒の衝撃

特に無しってわけにもいかないので、こいつです。
導入は昨年なんですが、春頃かな? 真・北斗無双の代わりとすべく業界が押し始めましてね。再導入や増台が相次いだと。

最初は嫌々だったんですよ。「もう少しだけ優しい慶次2でも引き負けでウンザリだったのに」と。
でもまあ、やってみたら普通に当たりました(あくまで普通レベル)。この機種ですら玉増えやアタッカーのひねりを注意されるとか、ムカつくこともありましたが。

演出は正直「ああ、当たらないスーパーね」ってのが多くてイライラしっぱなしですけど、時間効率は意外と優秀なのに後で気づきました。
海シリーズに近いほど一日の通常回転を稼げるのは、この御時世にあんまり無いんじゃないでしょうか。海には消化を少し譲るとしても、時間辺りも大当りでの払い出し出玉は遜色ないかもしれないし。

あっ、専門誌の担当ライターさん達は書けないらしいから、隅っこの方で自分が言っときますね。
「遠足は帰るまでが遠足」
「ST機は突入だけでなく、そっから右で当りを引いて、やっと連チャン」
です!
この機種に限らず、最近の台はST突入までのハードルがけっこう高いのに、いざSTに入ってもスルーで終わることがあるでしょ。
こういうリスクはもう、メーカーもきちんとファンに教えるべきだと思います。客もバカじゃないんだから、「腹黒い」と思われちゃいますよ。