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コラム

ぽち。の妄言

ポチ⑤ ~羊水『1-1』~

  「しょうがなかったの」   母はそう言い、表情を隠すように自分のことを抱き寄せた   自分は母を恋しく思ったことはなかった   そんなことを考える隙もないほど、ずっと、父と祖母 …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 11/11

前回10/11 また幾月かが経った 地元の小さな店で見回りをしていた羽島さんを見かけ、ポチはいそいで駆け寄る 次に羽島さんに会ったときに、白谷さんとの間を何とか取り持ってもらえないかお願いし、それが叶わないのなら、せめて …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 10/11

前回9/11 あれから二週間 いつもであれば、ここまで間を開けることなく連絡をとっていたのだが、もしかしたら、あの日のことを思い返して怒られるのではないかと、ぽちから連絡することができなかった そうこうしているうちに、開 …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 9/11

前回8/11 ポチは相も変わらず、モナミに通いつつ、開店廻りを続けていた その頃には、良い開店があれば、朝すらモナミに行ってなかったのだから、ジグマというのはただの自称で、実質開店屋であった そして運命の機械の導入が始ま …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 8/11

前回7/11 白谷さんの家は遠く、こちらの方で開店がある度にポチの家に泊まっていた 見た目はいかつく、縦にも横にも大きいが、人情味があって困った人間がいると放っておくことのできない人だった 泊まる度に、ポチはご飯を馳走に …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 7/11

前回6/11 会によって金額は違うが、一人5千円~1万円の会費(名目上は電話の使用権)がかかる 一つのケツ持ちに、いくつものグループが存在するのは、人数が多ければ多いほど会費としての収入があるため、Aグループの持つ開店情 …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 6/11

前回5/11 駅から遠い立地のため、駅に白谷さんを迎えにいっては、ガリガリのぽちの運転する80ccのバイクのうしろに巨漢である白谷さんを乗せ、バイクのスプリングを沈み切らせたまま、強引に店へ向って走らせはじめる 進みはす …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 5/11

前回4/11 ここで当時の開店屋さんの仕組みを、ざっと説明させてください いまのようなネット環境はなく、基本的には新聞チラシによって情報を得ていた時代 一度行ったことのある店ならば会員証をつくり、DMを送ってくれるマメな …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 4/?(見切り発車)

前回3/? このコラムの最初に書いたが、もう一度説明します そのお兄様の身長は180弱、刈り揃えられた短髪、色白、Vシネマに出てくる悪役さん、またはボディーガードのような圧迫感のある体格、足元に光る黒い革靴は、鈍器のよう …

ぽち。の妄言~白谷さん~ 3/?(見切り発車)

前回2/? 身内の開店で他店で打つことに馴れてきたポチは、モナミでの朝一のサービスタイムが抜けたあと、12時開店や15時開店の店に並ぶ生活が始まった 最初は恐る恐るだったものの、徐々に感覚は麻痺してゆき、東京の西から近場 …

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