設定付きパチンコが登場して早1ヶ月になるが、今後も新基準機は設定機能を搭載した機種が主流になりそうな勢いである。ただ、上手に使っている店とそうでない店が早くも現れているような気もするのだが、どうだろうか。

8月20日に稼動を開始した『PF革命機ヴァルヴレイヴW』を皮切りに市場投入された設定付きパチンコは、9月に第2陣、3陣となる機種が導入されている。

 8月から登場した設定付きパチンコは、

■8月20日

『PF革命機ヴァルヴレイヴW』(SANKYO)

『P学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD 毒島Ver.』(高尾)

『P弾球黙示録カイジHIGH&LOWざわっ…Ver.』(高尾)

■9月3日

『PAミルキーバー N-W6』(ニューギン)

『PAミルキーバー N-W3』(ニューギン)

■9月18日

『P フィーバーR-18Honey ver.』(SANKYO)

『PA地獄少女 宵伽 設定付GO 3』(藤商事)

『PA地獄少女 宵伽 設定付』(藤商事)

 と、4メーカー8機種の設定付きパチンコが登場。その導入店舗数は、累計で6,409店舗(P-WORLD 9月20日時点)に達している。

 登場からちょうど1ヶ月が経過した推移としては順調な出足であり、今後は各メーカーが設定付きパチンコ第1弾を市場投入するほか、海物語シリーズの設定付きタイプや、役物+デジタル仕様の設定付きパチンコの登場も控えており、ホールでの存在感はさらに増す勢いだ。~以上、web-greenbeltより抜粋~

http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010761

 パチスロでは良くあることだが、高設定を入れても打ち手の引きが弱く、データを見たら設定1以下のボーナス出現率とか。そうなると、夕方以降は誰も打たずに空き台になっていたりすることは珍しくない。

 設定公開が黙認されていた頃、高設定と分かっていればどんなに展開が悪くとも自分が許せるところまでは追いかけたものだし、確定演出が確認できた場合もそうだった。現行のパチンコ新基準機の場合、設定示唆の演出があったりするので、高設定と確認できた場合はとことん追いかければいいことになる。しかし、そういった演出が確認できない場合はどうなるか。

 よほど回る台なら別だが、中途半端な回りの台で大当り出現率が設定1以下となれば、やっぱり空き台になるだろう。そして、誰も座らずに稼働率が落ちるわけである。たとえ高設定でもそうなるだろう。

 最低設定しかないんだから、最低設定のボーダーを超える台を打てばいいと、そんな常識が広まって、初期CR機の設定機能はいつの間にかなくなった。今回はその轍は踏まないでほしいものだが、なかなか難しいところもあるようだ。