先月は景品交換所の売上金がらみの事件が2件あったのだが、今回はパチンコ店の売上金強盗である。ただでさえ、遊技人口や店舗数の減少で明るいニュースが少ない中、物騒な事件が続くのは勘弁してもらいたいところだ。

 4日午後11時40分ごろ、東京都大田区西蒲田のパチンコ店「キコーナ蒲田店」が入るマンションの非常階段で、目出し帽をかぶった3人組の男が、売上金をショルダーバッグに入れて運んでいた男性店員(48)に「静かにしろ」などと声をかけて引きずり倒し、バッグを奪って逃走した。警視庁蒲田署によると、バッグには1千万円ほどの現金が入っていたとみられ、男性店員が右足首を打つけがを負った。同署が強盗致傷事件として行方を追っている。

 同署によると、パチンコ店はマンションの1~3階部分に入居。閉店後に店員の男女2人が3階の店舗から外の非常階段に出て、集金作業のため4階の事務所に向かう途中で襲われた。3人組は身長170~180センチの男で、いずれも黒っぽい服装。犯行後、徒歩で北西方向に逃走したという。~以上、YAHOOニュースより抜粋~ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000514-san-soci

 店外に現金を運び出す時は店員に任せたりせず、専門の警備の人間に依頼すべきだろう。数十万程度の額ならまだしも、百万、一千万単位の金銭を運ぶのなら、危機管理意識は徹底すべきである。

 こういったことは組合単位できちんと議論されていると思うのだが、現場の方まで声が届いていないということなのかもしれない。何にせよ、これから年末にかけて色々と慌ただしくなるわけで、全国のホールさんは警戒意識を高めて日々の業務に携わっていただきたい。