昔から言われていることなのだが、とにかくパチンコ店の景品には魅力的なものが少なく、景品の何かを目当てにパチンコを打つという人はあまりいないだろう。低交換率の店は別としても、等価や高価交換の店だと、目当ての景品があるにせよ、一旦特殊景品に替えてから普通に量販店などで購入した方が安上がりというケースもある。特に現状の景品上限1万円という決まりがある以上、高価で魅力的な景品を置くということは無理であり、そういった点は改善してほしいところだ。

京都府遊協は昨年に引き続き、組合加盟179店舗が参加する「景品持ち帰り推進運動」を12月16日からスタートさせた。期間は1月14日までの30日間。偏りのない賞品の持ち帰りを促進することが目的だという。各店舗では、賞品を手に取りやすいようなディスプレイを施したほか、組合が作成したポスターで来店客にピーアールした。

同組合では、「お客様に手軽で安く遊技を楽しんでいただき、遊技の結果、賞品を選ぶ楽しみも提供できるよう、長年業界として賞品取り揃えの充実に取り組んできた。しかし、お客様が偏ることなく賞品の持ち帰りを促進するためには、お客様に関心をもっていただくためのさらなる取り組みが必要」との考えから、クリスマスやお正月など季節感のある賞品が出やすい年末から年始にかけてオリジナル賞品を制作。京都府遊技業景品納入業者会(遊景会)の協力で、お菓子セットとおつまみセットの2種類(1袋1,000円)を用意した。   ~以上、遊技通信webより引用~http://www.yugitsushin.jp/news-list/

かなり昔のことだが、43玉交換の店でCDや雑誌を取ることが密かな楽しみだった覚えがある。普通に特殊景品に替えてからCD屋さんや本屋さんに行くより遥かに得なので、欲しいCDが入荷してた時など、台選びはいつも以上に真剣になっていた (笑)。

本気で一般景品の持ち帰りを促進したいのなら、交換率を下げてしまえばいい。全国の組合の皆さん、是非ご一考を。