私が最も好きだったパチスロ機種「化物語(Sammy)」の完全撤去から、気付けば半年以上が経過…。

現行機種の中にもディスクアップ(銀座)等の「好きと言える機種」は幾つかありますし、コンテンツの流れを汲む「偽物語(Sammy)」も好きではあるものの、それは化物語とは違う「好き」であって、それ故に何を打っても微妙に満たされない部分があるワケで…。

そんな私の下にとある機種の情報が飛び込んできたのが2月の月初。

そのときから、新装実戦を行うことを心に決めていました。

と言うことで、今回はその実戦の模様をお届けします。

・実戦ホール
  →筆者地元(都内)の駅近郊スロット専門店
・ホール特徴
  →王道の機種構成タイプ
・交換率
  →50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
  →令和 2年 3月17日(火)
・実戦開始時間
  →10時00分

本来であれば新装初日である16日(月)に実戦したかったのですが、新型コロナウイルス騒動に関連する諸々や、年度末の繁忙により断念。

ただ、運よく新装二日目に休暇が取れる状態となったので、一日遅れではありますが実戦&即日寄稿に挑むこととしました。

と言うことで、今回の実戦機種はこちら!

パチスロ〈物語〉シリーズセカンドシーズン(タイヨーエレック)

本機は、純増2.8枚の差枚数管理型AT機となっており、基本的なゲーム性は化物語をほぼ踏襲しています。

とは言え、勿論6号機のレギュレーションに沿ってますので、有利区間の概念や規定枚数上限等はあります。

ちなみに、コンテンツとしては第4弾機種にあたるのに「セカンドシーズン」となっていますが、これは「原作の括り」によるもので、本機は「猫物語(白)」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」が題材となっています。

で、普段なら「早速実戦に~」となるのですが、新台ですので少し機種概要を紹介したいと思います。

〈物語〉シリーズセカンドシーズン機種概要

◆ゲーム性
→AT機(差枚数管理型、純増2.8枚/1G)

◆ゲームフロー
→周期型
 基本は緑色の矢印の流れ(下図参照)となる

①通常ステージ:各ヒロインの「日常ステージ」から「怪異ステージ」への進行を目指す
→怪異ステージに進行しなければ次のヒロインの「日常ステージ」へ
→怪異ステージに進行後は、連続演出でCZ「結末ノ儀」当否を告知

②結末ノ儀:15G間のレア役や怪異図柄停止で抽選を行う(前作の「解呪ノ儀」に相当)
→ジャッジ演出失敗で次のヒロインの「日常ステージ」へ
→ジャッジ演出成功で「傾物語」突入

③傾物語(3パート構成、純増2.8枚/1G)
・傾物語:15G間のレア役や怪異図柄停止で勝率アップ抽選(PUSHストック)を行う
・傾チャレンジ:中押し怪異図柄狙え指示まで継続、レア役で勝率アップ抽選を行う
・キスショットバトル:8G継続、傾チャレンジの中押し怪異停止分による基本値+勝率アップ抽選による値の合計値でバトル勝利抽選
→敗北:臥煙ステージ経由でヒロインの「日常ステージ」へ
→勝利:AT「倖時間SS(ハッピータイムセカンドシーズン)」へ

④倖時間SS:保障150枚+特化ゾーン「倍倍チャンス(枚数×倍率)」で初期枚数を決定
・消化中はモード移行及び特化ゾーン抽選を目指す
・獲得枚数+獲得予定枚数が1,500枚到達で「あとがたり」へ
・あとがたり:1セット100枚のAT、継続抽選当選で次セットへ
 ※上乗せ当選済みの獲得予定枚数までは継続保証

◆設定差のあるポイント
・スイカ出現率:高設定優遇
・結末ノ儀当選率:高設定ほど優遇
・ヒロイン出現順:順方向だと奇数寄り/逆方向だと偶数寄り
 ※順方向:戦場ヶ原ひたぎ→八九寺真宵→神原駿河→千石撫子→羽川翼
 ※ただし、マイスロで選択したヒロインはチャンス周期扱いになるので、出現順から除外される

◆天井
→200G or 500G

◆通常時の打ち方
→左リール黒BAR狙い
→チェリー・スイカを引き込んだら中・右リールとも怪異図柄狙い

★周期と言う概念があるので少々違和感はありますが、化物語と大凡同じ感覚で打てると思います。

実戦パート

並び順のホールにて、早起きの甲斐もあって先頭をゲット!

一応、前日に下見をしており、その際に一番凹んでいた台が本日の狙い台です。

寒さに耐えつつ開店時間を迎え、先頭ゆえに狙い台を無事確保。

と言うことで、マイスロのパスワードを入れて、実戦スタートです!

ちなみに、ヒロインカスタムは撫子に設定し、倖時間SS消化中は気分でヒロインと楽曲を変えることとしますw

打ち始めると、ヒロインが真宵→ひたぎと逆順で遷移=偶数優遇の要素ですね。

懐かしさと新しさを愉しみつつ打っていくと、109G目で結末ノ儀に突入するとともに、周期ヒロインの翼から撫子に書き換え!早々にチャンスです。

勿論、こう言ったチャンスは…

逃さない!

と言うことで、投資2本で「傾物語」いただきました。

一応ATなので少しメダルは増えますが、あくまでもCZであり、本ATである「倖時間SS」に入れてからがスタートです。

と言うことで、傾物語及び傾チャレンジを経て…

勝利期待度32%で「キスショットバトル」へ。

現実的に勝てなくはない数字ではあるものの、やはり50%未満では厳しかったようで、ここは敗北。致し方なし。

気を取り直し、有利区間リセット後の臥煙ステージから打っていくと、次の結末ノ儀が出てきたのは420G、そして追い銭8本…

この結末ノ儀から傾物語を射止めるも、勝利期待度は前回以下の30%かつ当然のように敗北…orz

まぁ、このくらいは想定内です。

冷たい珈琲で気合を入れつつ再スタートし、追い銭5本の198Gで射止めた結末ノ儀が…

継続ゲーム数∞の結末ノ儀SPに!勿論、傾物語当選確定です。

3度目の正直で挑んだ傾物語ですが、今度の勝率は62%!

さすがにこのパーセンテージならば…!

…負けおった…orz

ゲーム性的に「50%未満を腕力で通す&50%以上を落とさない」が肝要だと思っているのですが、見事に逆の道を歩んでいますね、私…(遠い目)

ただ、今日は新装実戦ですし、事前に決めていた投資上限の50本までは、折れずに打ちます。

追い銭4本を投じた224Gで4度目の結末ノ儀を射止め、ここも無事に傾物語に当選。

そして、勝率56%で挑んだキスショットバトルで…

バトルなしの和解演出に発展し、ようやくAT「倖時間SS」いただきました、ありがとうございます。

本日一発目の倖時間SSですが、初期枚数は150枚+6枚×10倍の210枚。

ここからさらに倍倍チャンス等を絡めながら、それなりの枚数に…

育てることが出来ませんでした…orz

まぁ、チャンスを活かせないと伸びないのは初代も同じですし、とりあえず少し持ちメダルが出来たので良しとしておきます。

そして、次の結末ノ儀を射止める前に持ちメダルが尽き、再度追い銭開始…

2本入れたところの342Gで結末ノ儀を射止め、ここもキッチリ傾物語を刺すも、43%で敗北…

結末ノ儀が巧くて傾物語が下手クソと言う噛み合わなさが歯痒過ぎる。。。

周りの台が早くも箱を使っている状況に焦りながら打っていくと…

臥煙ステージからダイレクトに結末ノ儀に突入し、相変わらの謎の巧さで6連続目の傾物語当選と言う、もはや嫌味のようにも思える展開…

いい加減、出玉や見せ場が欲しい…!」と思っていると、キスショットバトル突入時の中押し怪異指示から…

怪異揃い!

これ即ち…

勝利確定!ありがとうございます。

ようやく射止めた2発目の倖時間SSは、150枚+189枚(9枚×21倍)の339枚保障でスタート。

そして、即射止めた倍倍チャンスから…

超倍倍チャンスを絡めて490枚上乗せ!ありがとうございます!

これだけの枚数があれば、あとは展開次第でどうとでもなります。

そして、その後は大きな乗せは無いものの、小刻みに倍倍チャンスでの上乗せを絡めて行き、9発目の倍倍チャンス中に…

カンストカットイン!

と言うことで…

「あとがたり」での連チャンは振るわなかったものの、一撃1,800枚獲得!ありがとうございます。

さすがにもう追い銭の可能性は低くなったので、いったん食事休憩を挟み続行します。

すると、昼飯で流れが変わったのか、今度は急激に結末ノ儀が下手くそになり、傾物語当選が380G、450G、348G、385G、432Gと遅めの展開に。。。

幸いにも、この5回分の傾物語のうち3発が倖時間SSに繋がったものの、出玉はピーク時から減った状態のまま。

そして、最終的に今日初の500G天井での傾物語を喰らった挙句、キスショットバトル敗北を喫したところで、時間も頃合いとなりましたので、実戦終了としました。

投入:1,150枚
回収:1,135枚
差枚:  -15枚

※以下、タップ/クリックで表示
実戦データ詳細
スランプグラフ
各種実戦数値


と言うことで、<物語>シリーズセカンドシーズン初打ちは、ほぼトントンと言う結果でした。

最後に天井連行が無ければ、プラス差枚だったんですけどねぇ…(遠い目)

で、化物語を打ち込んでいた私の率直な感想ですが、細部やレギュレーションは勿論ながら異なりますが、それでも「思っていた以上に化物語と近い感じで打てる」と思いました。

とは言え、本機が「夜からの実戦に向いているかどうか」、「低設定域でもどうにかなるか」と言う部分はまだ見えてませんので、今後の情報に注視し、知識を深めて有利に実戦出来るようにしたいですね。

まぁ、そうは言ったものの、前作同様に設定&収支度外視で打ち込むんだろうなぁ…と言う「自身の将来図」が見えていますが(笑)

実際、久々に5,000G超の遊技をしても、苦にならなかったですしw

と言ったところで、27戦目実戦記を〆させていただきます。

(K.S.Yuki)