あんまり仕事はしていない自分ですが、一応肩書は物書き。今回はパチンコに関する言葉について思っていることを書いてみましょう。

☆好みの表現
年寄りだからでもないんだなあ。若い頃からちょっと古臭い言葉が好きでした。
「若者」より「若い衆」、倫理観を表す時には「お天道様が見てる」とか。
現場のホールでも、「右のポケット」なんて言うくらいなら、昔流儀の「袖」で済ませたい。わかりやすく言うなら「天釘狙い」の方が一般的だと思いつつ、やっぱり自分は「アタマを狙う」と書いちまうんですよ。
もともとは開店プロの用語である「千円○個」(専門誌の表現からあえて外すのは、彼らの意地みたいな物も感じます)を使っているのも、ちょっとガラっぱちな表現の方が好きだから。

稼動中もそうかな。日記の原稿なんかと違い、「総投資が」とか言うのは、なんでか知らないけど恥ずかしい。
大昔に知らない若い衆に「勝ち組の方ですか?」と聞かれたことがあったのだけど、笑いをこらえるのに必死だったもんな。
その時はバーストエンジェルという機種の止め打ちをやっていて、追求されるのが嫌だったから、「ああ、この台は荒っぽいからな」と、ごまかしちゃった。

☆独自の表現
う~ん、自分の場合はなんだろう?
「ふふふ」かな。
同業のライターさんにも、よく認識されているのはコレくらいだ。
個人的には他に「へへへ」(してやったりで独りほくそえむ)や、「ははは」(自嘲も込めて使うことがあるし、ちょっとあっけらかんと笑う場合もコレ)と使い分けているのだけれど、「ふふふ」は女性的なニュアンスを感じるのかな。

まあ、それぞれの語感と使い分けが理解されないってことは、自分の力量不足。
せいぜいこれからも精進するとします。