この街も変わんねえな……

東大に行ってきました。懐かしかったわあ、というのは大嘘で、赤門てやつに行くのは初めてでした。人工内耳に関する講演に参加したわけですが、大変に有意義でした。私の場合は保険が適用するので、電動自転車より安くなるかも知れず、大検討中です。

本郷三丁目駅から「大江戸線は深いんよ」とか「謎の右側通行」などと心で言いながら向かいました。「学生街の喫茶店」がなんとなく浮かんで、ダッダッダ・ダーラダッダッダのリズムで歩いてみたりして。歌って踊れる全共闘、とか言っちゃったりして。

そういや歌ったのはガロですね。奇しくも牙狼という名の台があるじゃあ~りませんか!打ちましょう打ちましょう。

激デジ・ビギナーズラック

さて2月、そして3月と、皆さんのご飯の味を変えてしまう収支だったわけですが、4月は悪いで~悪いで~と構えつつ

壊れたベルばらと出会うという上々のスタートが切れました。

で結果を先出ししますと

遊パチで500ハマリ連発とか、ホンマ疲れるんよ。心電図ピコーンみたいなわりに面白くない内容でしたので、来月はグイグイいったろけ~。オモシロを求めたい、それが5月への宿題です。

宿題といえば

読書感想文など興味があるもの以外の宿題をしないという奇妙な主義があり、よく罰を受けました。でっかい三角定規でドツかれたり、廊下の雑巾掛けとか、チャリ毛(もみあげ)をビッ!とか校庭何周走れとか。シンプルにビンタとか。あらゆるものを受けましたが貫きました。なんでやったんか未だにわかりません。俺はそういう人間だ、としか。

デカイ模造紙で発表される夏休みの自由研究とやらも斜めに見ているヤなガキでした。

今でも印象に残っているのは、正露丸を使用して「舌の味覚」調査をしたというものです。舌のどの部位が甘味を感じているか、などの話で興味を引かれました。面白かったんですが甘味は舌先。つまり正露丸をぺろっとなめて「甘い」

こらこらこら

「正露丸が甘く感じましたあ」というのは「ほんまかいな!」と未だに疑っています。

ぼくの好きな先生

今までで一番不可解だった宿題は、小学校の理科の教師が、後にも先にもその一回しか出さなかったもの。N先生は面白い授業をするので大人気。でも異常に怒っていたのでハッキリと覚えているわけです。

出された宿題は「自分の排泄物を観察せよ(お食事どきの方の為に反転させています)」というもの。女子はおろか、クラスの全員がやってこなかったわけです。中には観察した子もいたはずですが、まぁようするに手をあげるのは「恥ずかしい」からでしょう。でもそれまで見た事がないくらいN先生は激高していました。私も紆余曲折の人生を送ってきて今、「何らかの性癖やったんちゃうか」という歪んだ見方も。でもそれはないでしょう。なぜなら先生は真剣な顔で「自分の体の事なんだぞ!」と言っていたからです。

私はというと、是非とも提出したかった宿題でしたが「出なかった」というオチに着地、「それは仕方ない」となったのでした。

N先生は若い頃はバックパッカーで「ロシアの肉は嘘みたいに分厚いが嘘みたいに不味い」というのも教えてもらいました。薄い肉を少しでも美味しくしようとする日本はエライつって。40年以上経っても覚えてます。田舎っぺ大将の西一(ニシハジメ)にソックリだったなぁ。大好きでした。

しかし子どもの頃の事ってなんでこんな覚えてるんでしょうかね。一昨日の昼ご飯が思い出せないというのに。

私もローガイとなって、でも若い世代に「忘れられない何か」を、たったひとつでいいから残せたらいいなと考えています。

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