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※本コラムは対談動画「安田一彦のここだけの話」を書き起こしたものです。動画はこちら

聞き手/安田一彦  対談者/ドラゴン広石

構成/ぽち。 万回転

安田 考える思考の原動力みたいなものを文章で書いていきたいと思う

なんていうのかな、昔と違って、釘見たら勝てるとか、そういう感じでもなくなってきているから、まず、いい機種をどうやって玉を他人より出すようにするか、っていうのが、大命題みたいになっている時代でもあるしね

だから、アップデートして時代に合わせた勝ち方みたいなのを、紙の方でやっている日記でも書いていきたいし、考えることの重要性も見せていきたい

決して超一流ではないです。収支だって、いままたパチプロに戻ったんですけど、まあ、生きていけるギリギリですよ

上手いやつをみれば、僕の友達とかにも、バケモノいっぱいいるから敵わないです。敵わないけど、やれることはやっていく、それから、今の時代ってネットで検索すれば何でも出てくると思っている人多いけど、本当に大事なことって検索で出てこないから…

ドラ広 (うん、出てこ)ないです!

安田 ね。スロットでもそうだと思うんですよ。店選びとか、設定のアレとか、全部店の設定師によって違うじゃないですか。そう言うことも書いて行きたいなあ、と思っている。
 うん…、まあ、ジジイはそれでいいと

ドラ広 ジジイ…w

安田 ほら、あとこのサイトにはね…

ドラ広 あの、さっきからちょっと…、話の腰を折って申し訳ないんだけど、あの、凄く自分の年齢っていうのを気にしてません?w

安田 いや、でもジジイをキャラにしているから!

ドラ広 ジジイキャラですか?

安田 うんwただ、ホールに行ったらみんな一緒やん。若いから割り引かれることもないし、ジジイだからっつって、上乗せして玉出してくれるわけでもないから…

ドラ広 はははwそりゃそうですね

安田 いまが大事なんで、昔のことを驕ってちゃだめだから、あのー、おちそうになりながらも、何とか時代について行くところっていうのを諦めないのが大事

諦めるとね、パチンコみんな、昔のパチンコ知っている人はやめちゃう、うん

ドラ広 現実にいっぱいやめた人っていますよね

安田 いるいるいるいる

ドラ広 パチスロもそうです。三号機時代から四号機時代に変ったとき、ずいぶんプロが辞めて、四号機から五号機に変ったときも、ホントすごい辞めてったんで

 一番の理由は勝てないから、喰えなくなるからって

安田 パチプロも一緒

ドラ広 ただ、なんだかんだ言いながら、生き残る人は生き残ってるんですよね

安田 うん、でもみんなスタイル変えていきますよ

ドラ広 だから順応できるかどうかなんですね

安田 うん

ドラ広 順応できない人が結局、そこでもう終わっちゃうんだけど…

安田 意識を変えれば、変えてね、出来なかったことをかっこ悪いとか言わないで、挑戦していけば、人間のやることなんて、そんな神業必要ないですから、止め打ちなんかも、僕は早いのは苦手ですけど、でも、みんなが2.4個増やすやつは、1.何個くらいは増えるし、もっともっと練習する、その気になれば出来るような気もするから、決してそこは卑下はしない。

 一流じゃなくてもいいから、やってる姿を見せれば、あのー、楽しむためにパチンコって結局はお金持ってればいいんですけど、みんなが持っているわけじゃないから、楽しめなくてつまんなくてやめていくじゃないですか。それの歯止めになりたい、と僕は思う

ドラ広 お金持っている人は、むしろパチンコ打たないんじゃないんですかねw

安田 うん、それもあるw他のギャンブルや、他の楽しみの方に行っちゃうね^^

ドラ広 そう、あのね、昔はその、みんな小金は持っているんですけど、大金は持っていなかったから手頃な遊びっていうんでパチンコとかに流れてたんだけど、いまはもうそれが、遊べなくなったんですね、パチンコ、パチスロ、どっちも

 だって、一時間まったく当たらなくて、…二万くらい入ります?

安田 入る入る

ドラ広 昔って、一時間で四千円とか、それくらいで回せましたもんね

安田 うん、返ってくるからね

ドラ広 そう返りがあるから。だから、その頃を考えたら、勝てないだけなら兎も角、遊べないんですよね。これが時代が変わった中の一番大きな部分

安田 パチンコはね、これから変わっていくんで、新基準機っていうものになって、まあ、玉持ちもよくなる、若干スペック自体は辛くなりますけど、でも戻しが多くなることによってそんなに変わらず、過激な連チャン性もある程度規制されて…

ドラ広 はたして、いまの過激なパチンコに馴れてる一般ユーザーの方がついてこれるかどうかですよね。80%継続のST機でやっていたのが、65%ですか、今後、最高で?

安田 うん

ドラ広 そうなったときに駆け抜けることが圧倒的に多くなるわけじゃないですか。「これつまんねー」って投げられたらそこで終わりですよね

安田 うん。でも、そこを繋ぎ留めるのが、僕らなんじゃないかな。機械の楽しさや、初当たりを多くとれること、まああの、継続率が下がることイコール当たりは引きやすくなっているから、それをアピールしていくことで、繋ぎ留められたらなあ、と思っているし、僕は昔のパチンコはそんなんじゃなかったですよ。交換率だってもっと低かったし。あの、それで、みんな楽しめていたわけだから。

 ホールさんは、粗い機械でごまかして、ダーンっと回収したいわけですけど、それが許されなくなったんなら、まあ、それなりの新しいパチンコの世界っていうのが始まるわけですよ。それに合わせた楽しみ方っていうのも提唱していきたい

ドラ広 一点、危惧しているのがありまして、大体そうやって規定変ったときって、パチンコからパチスロに流れたり、その逆パチスロが規制されたときはパチンコにしばらく流れたりして、なんか交互に反映してたりしてたんですけど、今回、パチンコの規制と同時にパチスロも規制されます

安田 初めてですよね。

ドラ広 はい、両方同時に規制が入った。さあどうなるかって言っても、誰もわからないんですよね、これからの先

 だから、その場合、来年の夏くらいには今現在の規定のやつが全部なくなるのかな、そのくらいの感じになると思います。そのとき恐らくパチンコもそうですよね

安田 そうそうそう

ドラ広 そうなったときに逃げ場がなくなるんですよね、一般のユーザーさんて

 さあどうなるか。僕はその着地点だけは見届けたいと思っております。ライターを続けている理由の一つですよね

安田 直近の目標はそこですか^^

ドラ広 直近の目標はそこです^^ いや、むしろ最終の終着点の目標がそこかもしれません。僕、ここまで今まで、パチンコパチスロで攻略三十数年関わって来ましたけど、どういう風に終わるかだけは見届けたいと思っているんですよ

安田 うんうん

ドラ広 僕、だって、すでにパチンコなんて、生まれた年がちょうどあの、東京オリンピックの前の年なんで、パチスロはそのとき「オリンピアマシン」ていう

※オリンピアマシン 1964年、愛知県で産声をあげた現代に連綿とつながるパチスロの初号機。スキルボタンと呼ばれるストップボタンを搭載し、遊戯性を持たせた事が、スロットではない日本独自の『パチスロ』発展の礎となった。
(上記動画内解説/万回転)

 

安田 もうあったんだ

ドラ広 (昭和)39年です。オリンピアマシンていうのが何かって言うと、東京オリンピックの年にちなんでオリンピアマシンと名付けられたんです

安田 はー

ドラ広 だからパチスロ誕生した年代と僕はほぼ同じなんですよ

 自分と同じ人生パチスロと生きてきているんで、じゃあ生まれたのが一緒なら、終わりもちゃんと見届けたいなと

安田 うんうん、素晴らしい(小さな声で、何度もうなずきながら)

ドラ広 滅びるなら、滅びるで構わないと思っています。また滅びっていうのは、それで終わりっていうわけじゃないじゃないですか。かならず新しいものが出てくるから。そこまで見届けて、ライター生命終わることが出来ればこれ以上の幸せはないかな、と僕は思っている

安田 お、いい感じで、まとまりましたねw^^

ドラ広 ははははw(照

安田 で、広石さんの連載は色んなものがたっぷり詰め込まれた…、えー、紙の世界が僕は好きで

ドラ広 うん、僕もそうですね

安田 ネットになっても、紙の世界の匂いや味を遺していきたいと思っています。あの、それにじゅうぶん値する原稿を書いてくれるのがドラゴン広石さんなので、僕はね、テスト原稿いただいて、胸をドキドキさせながら、僕もさ、ホールにいるからさ、友達からとか、台も見たことあるし、なんだかんだ聞いているんですよ。

だから、「あ、この機械知っとる!」みたいな感じで楽しませていただいております。次回、それから次々回、楽しみにしていきたいと思います。

ネタはあるんですよね、いっぱい?

ドラ広 もう、だって、…そりゃ何年この業界やっていると思われてるんですかw

 

安田 30年分くらいあるんですか^^

ドラ広 30年分くらいは^^だから30年史という名前でやってみようかと思っております

安田 一回一年で30回?

ドラ広 一回一年で30回!

安田 うん、楽しみですねw

ドラ広 まあ、でも、たぶん、そこまであれですね、だって僕だけやらせてもらうわけにはいかないじゃないですか。色んなライターさんの持ち回りみたいな感じで

安田 うん、そうですね。このサイトでは味の部分、それから楽しむことを伝えてくれる広石さん以外にも、現役の人間をスカウトしてきました

ドラ広 それが僕は楽しみですよ、どんな方が来られるのか^^

安田 まあ、だから勝っている人がいるんですよね、スロもパチも

ドラ広 すごいですよねえ

安田 スロだと『万回転』さんと言って、いまの業界ではゲーム数を狙っていく、天井を狙っていく、そんな打ち方なんかがリスクがないからと、一般の人に浸透しているなか、そういうものをあまり良しとしない、王道的な設定を追う立ち回りをしてる

 

 

万回転さんのコラム&ブログはこちら!!

 

 

ドラ広 ああ、それは、すごくいいですね^^

安田 うん、この時代でそれが通用しているっていうのが本当すごいなと

ドラ広 それはつまり、よほどお店を見極める目が確かということですよね。

 それがないと、とてもじゃないけど勝てません、いまは

安田 それから、パチンコの方はね、ちょっと変わり種を用意しました

ドラ広 変わり種?w

安田 えー、僕の友達で工藤ちゃんてヤツがいるんですけど、センスもあるし、うまいんだけど、うまいんだけど…、みんなが儲かる道あるじゃないですか一流の人たちって。あえてそれ行かないっていう。それで収支が物凄いことにならないっていう変わり者、天才なんだけど抜けてるっていう人がね

 

 

 

ポチのコラムはこちら!!

 

 

ドラ広 ほー、じゃあそこそこ稼いで、そこそこの…

安田 うん、上手い割には勝ってないけど、技術はある。僕は長いこと、若いころから。小僧の頃から知っているんだけど、ある時期に急に上手くなって、ちょっともう敵わないなっていうにね

…ってか、どこまで手の内出してくるかわかんないのでね、ケツを叩いて「もうちょっと書けよコレ、自分の首締まるの嫌がってんじゃねーよ!!」みたいな感じでw

ドラ広 安田さんの弟分ていう事は結構年齢行ってますよね、じゃあ

安田 四十。サイトに写真も載っているんだけど若作りしてやがるんすよw

ドラ広 ほー、でも、四十って、一回り違うじゃないですか

安田 いや、十代の頃に知り合ったから

ドラ広 あ、じゃあフライング気味ですねw

安田 あ、あーいやw

ドラ広 あ、それは聞かなかったことにw

安田 はい、広石さんにも後日紹介します

ドラ広 よろしくお願いします^^

安田 そして、それ以外にもね、業界情報を、いまは名前明かせないんですけど、ファンの方が知らない情報を提供してくださるから

 それから、これもスカウトしてきたんですけど、「ゆきち」さんていう、人の紹介で終わらさせていただきます

 

 

 

連載中のゆきちさんのコラムはこちらです!!

 

 

安田 まあ、ここまでは言っていいんだよね?釘師をやっていた

 今、釘師は許されていないんですけど、パチンコの経営側にいて、そしてなおかつ、プロとしても活動していたという、ちょっと両方の視点から。まあ、対極的に見える上にパチンコを本当によく知っている

ドラ広 釘師をやっていた上に、自分でも打たれてたってことですか!

安田 うん、ネタとか強いっすよ!…こういうとアレですがw

ドラ広 すごいな^^

安田 そういう人もこの先登場していただいて、まあ、コラム書いてもらうんですけど、そうだね、順番に、対談でまず出ていただきたいなと思っています

 あと、雑誌とか関係ないんで、そういう垣根を越えて昔からの知り合いでメディアのプロなんかもいるし、ここはそういう人も出てくれたらいいんじゃないかな、と思っています

ドラ広 いま、本当垣根がなくなりましたね、雑誌も。昔は結構そういうの気にしてましたけど

安田 テレビがね、大きかったです

ドラ広 そうですね、動画の共演したりするようなこと結構増えてますもんね今

安田 うん、僕なんてライバル誌の和泉プロとバンドやってます^^

ドラ広 ははははははw

ドラ広 そういうのいっぱいありますよ

安田 ありますあります^^ それはそれで、こう垣根をとれたのは新しい時代で、スロットやパチンコが変ったのと一緒なんじゃないかなと

 結構、なんていうのかな大きな転機ですけど、それがファンにとって悪いことではないと思うし。両方を見くらべることも出来るし

ドラ広 はい

安田 まあ広石さんのゴールの前に、このサイトがなくなってしまわないようにw

ドラ広 ははははははww

安田 もー、なんかあれなんすよ!!経費もかかるから、ぶっちゃけ…経費…経費分だけでもいいから、ちょっと有料コンテンツで…

※その後、会員登録等は一切必要ない、どなたでも閲覧可能な無料サイトとして安田プロは勿論、ドラゴン広石さんを始めとする全コラムを公開しております。『安田一彦 悠遊道(ゆうゆうどう)』で検索してね(^^)
(上記動画内解説/万回転)

 

安田 攻略ネタ売ります!みたいなヤバイところとは料金体系も全然違います。あの、紙のスポーツ新聞買うような感じで…、スポーツ新聞て一日百何十円かかるじゃないですか

 そんなかからないので、ですので有料コンテンツの方みていただけたらと…、いや、なんか、おれ、上じゃないんだけどさ。コンテンツ関係で監修やっているだけなんですけどw

ドラ広 ww

安田 サイト存続のためにも、それから我々が書く場所をね、キープして、色んなものを発信できるためにも見続けていただきたいなと思うんです

 あの、…損はさせない!!

 はっきりいって僕のやっていることを書くから、同じように考えたら、僕と同じようなところにはすぐに行くと思うし、広石さんのを読めば、広石さんと同じ感覚を共有できると思うし、現役の人のを見れば、リアルタイムの現在進行形の勝ち方が分ると思うので、いいなと思います。

 他にも、色々ね、これからコンテンツを追加していこうと思っていますんで、よろしくお願いします<(_ _)>

ドラ広 よろしくお願いします<(_ _)>

安田 …て感じでまとめちゃっていいかな、大丈夫なのかなw

ドラ広 はい、非常に楽しかったです^^

安田 ありがとうございます^^ えー、紙の世界で大昔に対談して以来の、二回目のドラゴン広石さんとの対談でした

ドラ広 えーっとね、あれはもう十五、六年前ですか

安田 ええwお互い若かったですよね(照

ドラ広 うん、あのころはまだ若かった^^ こないだ引張り出してみたら、すごい若いんですよね。これが十五年の垣根を登って来た先の姿かと、いまw

安田 でも、お互い残って良かったですね、こういう場があって^^

ドラ広 そうですねえ

安田 消えちゃっていたり、他のことはじめちゃっていたら、こういう場がなかったかもしれないから

ドラ広 もともと、普段はあんまり接点ないんで、本当、純粋にね、所属している雑誌が、パチンコ、パチスロの違いはあれど、おんなじっていう、それだけの感じで最初対談させていただいたのが。まさかね、十五年とか、十六年経ってまた、ふたたび、こういう風になるとは思いませんでした

ドラ広 運命を感じますね

安田 はい、なにやら、こう、巡り合わせを感じざるを得ないそんな逢瀬でしたね

安田 第一回、記念すべきゲストは、ドラゴン広石さんでした。ホスト役は安田一彦です。みなさんどうもありがとうございました<(_ _)>

ドラ広 ありがとうございました<(_ _)>

この対談動画はこちら

※先生の昔の画像は「まにあっく懐パチ・懐スロ」さんから、広石さんのは本人のツイッターから勝手に拝借しました

思わず唸ってしまうようなつぶやき、興味深い記事が沢山ありました。よろしければ閲覧してみてくださいませ_(._.)_