海シリーズはよく打った。メディアでも海のスペシャリストを自認する方がたくさんいるけれど、自分もトータルの遊技時間ならキャリアの分もあって劣らぬ自負がある。

そんな中でも、この通称「白海」は別格に近い。店を替え台を替えでずいぶん追ったから。
☆この機種で勝つポイント1はストローク
右に流した方がヘソへ寄る台が多かったので(ゲージというよりは玉の勢い、そして店の調整か?)、盤面上部にあるワープからの入賞を捨てずに「天釘右側に絡めつつ、右へ流す」打ち方が有効だった。

実はこの打法、先に設置されたミドル版のスーパー海物語M55Wからの流用。
自分は触る前に友人のプロに聞いていたりした。Sさん、感謝です。イヤミのネタやら何やらを教えたので、相殺ですよね。

☆そして、電サポ中の小技。
この機種辺りから電チューを毎開放狙うのは一般化していった気がします。
自分も「なんかインターバルが長いな。止めてみるか」と自然にやり始めましたし。

ちなみに、まだひねりはやっていなかったのですが、ネットでセミナーを開催していた元釘師額さんは既に普通にやっていました。
後年、彼のところの受講生さん(プロでない女性)と話をした時、自分が「玉が減るから」とパスした店で「コネコネしてたら減らなかったんですよ」と言われ、仰天したりしましたよ。やるなあ!

そして、もう一つは通称「小デジ合わせ」
これは読んで字のごとく、通常時~大当り中は約30秒周期の小デジ回転を、電サポ開始時に合わせるものでした。電サポ開始時に電チューが開くように調整するわけですね。
連チャンしなければ時間の浪費ですが、この機種は大当り後の5回転がSTで連チャン率も高い。なので、電チューが開かねば、ただ見ている時間を電チューにぶち込んで出玉を得るようにしようと。
やり方は別に難しくもなく、大当りの終わるタイミングを時計の秒針を見つつ止めながら調整するだけですがね。

ちなみに、この小デジ合わせは後の初代アグネスでも使えました。釘が無調整ならひねりを加えて1回転3個ちょい増えというのは、自分のような人間にはありがたかったものです。