悠遊道のデンジャラスクイーンことまっきゃんは、踊らされている。ノーザンライトを仕掛けるための足が取れず、くるくる。こう問いかけながら回っている。コストコ行ってこ…

なぜ、回る台を、打つのか。

アホですね。アホですよ。今更こんな質問、正直どうかしています。でもパチンコを知らない人って、私も含めてこんな感じだと思います。投げっぱなしジャーマンじゃなしに。いや、ホンマの話が。

J師の回答
いきなり解決したような気がします。というか、さすがにわかっちゃいたけど、キッチリ聞いて納得という感じでしょうか。

さあ「初当たりまでの投資が少なく済む」というのはわかりました。でも「わからない」はその先に続きます。

遊パチなんかで連チャンしたりするじゃないですか。確率1/99の台がとんとん拍子に当たって、平均1/28だとか何だとかそんな感じになるでしょう?

ここら辺でモヤモヤするんです。

確率が収束するって、何?

何度も聞いて、そのたんびにわかったつもりで、やっぱり何かモヤつく。ハマるならともかく、確率通りくらいにする事が収束というのならば、もう当たってるやんかと。収束してるやんかと。むしろ超えてるやんかと。それは「その日だけのデータ」だというのも引っくるめて、なーんかしっくりこないんです。

J師
昔は連チャン機能など無いノーマル機の時代がありました。しかし、確変とか時短とかいろんな機能が加わり、複雑になりました。

肝心なのは、常に平均(平運)を考えること。

初当たりに恵まれた、恵まれなかった、連チャンに恵まれた、恵まれなかった、の運、不運が付きまといますが、全て結果の話。平均的に当たって、平均的に連チャンした時に勝てることが大事です。それは、回る台に限られます。

たくさん回せば回すほど、表記通りの確率に収束すると考えていい。

おそらく私は遊パチを打つため、この確率の収束というのが、いまいちピンときていない気がします。だからこそ今回はミドル機を打とうと考えたわけです。

回りについて、じゃじゃサンがこんなデータをお持ちです。先にご自身の掲示板に上げておられたのですが、見た私がどう考えたか。

シンプル過ぎる感覚。私がいかに単純素直な脳の持ち主かがおわかりいただけるかと思います。短絡的デンジャラス。

てなわけで、ミドルのΖガンダムを打ちました。珍しく2日間にわたって打ったのは、この「20回を切らなかったから」というのが最大の理由です。初打ちでした。あれこれ並んだミドルの中で、この釘が「よい気がするう」と私なりに見比べて選びました。当然、回らなければ止めようと考えていました。

あれ?打ち出すと、回るじゃないですか。じゃあ打ち続けないと。お師匠さまたちは「回る台を打て!」と揃って言いますからね。ただここで素朴な疑問が浮かぶわけです。それは

「……いつまで?」

その答えは風の中ではなく、だいぶ前に、じゃじゃサンからもらっています。

回らなくなるまでだよ。

ヾ(゚Д゚)ノ ひゃああああ!

凄腕たちに釣り好きな方が多いのを不思議に感じてましたが、ここでポンと膝を打つわけです。

それを”僧侶打ち”と呼ぶんだぜ

DOKさんKさんのお知り合いに、隣が大爆裂しよ~が自身が千回ハマろ~が、動じずに、回る台をただひたすらにひたすらに、打ち続ける人がいると伺いました。

そんなん、地蔵や西村修を超えた「僧侶打ち」やん!と、つい口走ってしまいました。どうやら凄腕たちは、経験から来る「読み」は当然あろうと思いますが、そうやって僧侶打ちする事で仕事量やら期待値やらを経て、プラスにしているようです。

すごすぎる……

そして

あたすには出来ない……

洋子さん万回転氏が昨年、最初の千円で34回転の遊デジアグネスを打ち、回りが落ちている事に気付いて移動したという部分を読んだ時の戦慄。あたすには出来ない。落ちてると言っても、千円22回転なら「回ってる」が私の中にあるからです。そして「ここまで回してきたんだから」という気持ちが働いてしまうからです。で、それはおそらく私が、最も気を付けなければならない点でしょう。師匠たちは凄腕です。万回転氏も元ガチプロです。勝っている人は、そうやって見切りを付ける立ち回りをしている。

ハードルはまだまだ高い……。やけに眩しいや。マリンちゃんのように手でひさしを作り、遠くを見つめるマッキャリンちゃん。梅雨の晴れ間は日本晴れ。桃屋?あ~、明日そうめん食べようかな。

急な現実逃避。

それでも以前のチャランポランから、回りを気にするようには、なったんですよ!なぎ倒してきたハードルを、一旦止まってヨッコラとまたぐ感じ。引っかかって転ぶんですけどね。冷や麦にしようかな。

まっきゃん、立つ!

旧シャアがガンガン煽って、しれっと外してくれた瞬間。行き場のない思いがおかしな方向に行ったのか、すっくと立ち上がってしまいました。すぐに着席しましたが、いきなり立った私に「わっ」と驚くお隣さん。それを見て溜飲をチョイ下げという、迷惑な客に成り下がりました。あの時のお隣の方、ビックリさせてごめんなさい。けどそれくらい許してくれ!すっくと立ち上がるのも無理ないでげしょ。2日間で6万負けて、帰りしなコンクリで転んで、膝小僧をズルズルにしたんや、ワシ!

2日目にようやく出玉を感じる当たりをつかんだ時は「おお、これこそがミドルの……ッ!」系の気持ちになりました。でもそれも束の間、特筆するような事は何も起こらない展開。ただ、回した、だけ。この僧侶打ちにより、皆さん勝ちをモノにしているのは分かりました。ハマッたとしても、回る台を打っていれば、やがて確率は収束するという事ですよね。回るほど、投資が抑えられる分だけ勝ち額が上がるという事ですよね。

これでハッキリと「ミドルは修行僧のように打たねばならないのだな」と、実感しました。そしてせっかちをおいて見ても、たった二日でギブ我慢できないの♥な私には、ミドルはやっぱし向いていないのではないかという考えに行き着きます。ミドルへの恐怖しか植え付けられなかったため、3日目はありませんでした。僧侶打ちするには、まだまだ煩悩まみれ。だからミドルの位置は、たまーに打って、まぐれ当たりをゲットする存在として、そっとしておきます。

苦行にNOと言える、言っちゃうノー忍耐力なあたす。

ミドルより、遊パチ。そりゃ500以上ハマったりもしますし、跳ねっ返りも少ないですけど、まずは遊パチの世界を堪能してから、ミドルに真剣勝負してみます。スカみたいなマトメですが、それが今の私の答えです。

回りの話をすると、必然的に「ボーダー理論」というのが出てきます。そこで次回の収支プラスへの道は、K師によるボーダーにまつわる話や、オカルターチェ~ック!を書く事にいたしましょう。

ちなみに3月の収支をいきなりダダッ下げてくれた、回りが20回を切らなかった(ので打ち続けた)Ζガンダムは、今のところ今年一番の負けをマークという事実をお伝えしておきます。