登場から1年近くが経ってもその人気は衰えることを知らず、増台に次ぐ増台。現在は3つ目の新セル(クリスver、赤服のキャラで盤面も赤基調)が登場中。
中古台の価格も高騰してるという。客飛びが早く、知らぬ間に消えていく新台がほとんどのこのご時世に、極めて珍しい現象。
ある意味、登場は昨年ながら今年度の年間MVP候補といえるのが、CRF戦姫絶唱シンフォギア。
いったい何がうけたのか?
打ってる客層が若者が多い点など、演出の作り込みが深く展開パターンが豊富、アニメの女の子の個性をうまく表現したこと。ネットなどでもこんな演出でハズれた、といったことを語りたい人が実に多いです。
319タイプのマドマギと違い、とっつきやすい200タイプで出し、そこそこの爆発力も備えている。
全部の当たりにラッシュの期待が持て、ラッシュ時は最後の7回転目が実は残り5回分を1度に勝負という手に汗握る瞬間を入れた工夫・・・といった点でしょうか。
そして、人気があり増台された台は、お店も甘くしてくれる期待が持てる。私も最近打ってます。
打った感想ですが、まずイマイチに感じる点・・・
☆とにかく煩い。音量を最低の1にしても隣台から騒音が。
☆1回転毎に役物が動くなど演出が過多。リーチ頻度も高く、当らないスーパーリーチが長く、時間効率が悪い。
☆ラッシュ中の出玉も4R当たりが多く、ラッシュにやっと入っても一気に出るイメージは持ちにくい。
☆隣の当たりが続いてる時の騒音など、1日打った後の疲労感が残りやすい(この辺りは負けてる私なので特に)。
良かった点は・・・
☆お店が看板機種にしようと、ボーダーは辛めなのを差し引いても回る台がある可能性がある。
☆ステージ性能が抜群で、無駄玉防止でさらに回転率が高い台が打てる可能性がある。(ワープ抜けの期待は新セルの方が良いかも)
☆時間効率の問題で、期待値は低めなのでプロにはお勧めできないが、回る台が打てる安心感を得やすい点で、サラリーマンにはお勧め。
注意点は・・・
☆右打ち中、打ちっぱなしは損なので、打つ時打たない時の把握が大事。
☆大当たり中のラウンド間(7カウントです)が長く、4個入れば止めるなどしたいところ。
では、6月3日の実践記です・・・
某店、前日の下見で好感触のシンフォギアを狙いに行きました。
回りはまずます、しかしいつものように確率分母を越え、やっと303回転目に大当たり。さあ、5回転勝負!
しかし、ダメ、の単発で出玉4Rだけ。
隣台は音量MAXで当たりまくり、耳栓してても煩い事この上なし。自分の世界に入ってる感があり、メーカーは冥利に尽きるのだろうけど・・
まあ、回るから追い金続けるも一向に当たる気配がない。で、千ハマが見えてきたころ、左右の保留を覆いつくすサイズの、信頼度が70%オーバーのデュランダル保留が降臨!
長々としたリーチを祈るような気持ちで見つめ、最後に絶唱リーチに行かなかった一抹の不安が的中。まさかのハズれに頭の中が真っ白に・・
騒音の隣台から逃げるように、何度も休憩を入れつつ、結局1214回転まで粘って当たらず・・・
上皿の玉使い切り、頭を垂れて静かに席を立つ私・・・
これにて6連敗、疲労感は翌日の出勤後まで引きずることとなりました・・・
余談ですが、登場の8月を待たずして既に中古価格の高騰が見込まれている新台があります。
ダイイチから登場する「ダイナマイトキングin沖縄」この台の爆発力が凄く、1万台に満たない生産では到底足りない、らしい・・ どんな台か、いわば餃子の王将と出玉2000発のシンフォギアを合わせたような?
ちょせぇ!
■じゃじゃ流パチンコ川柳
「シンフォギア メーカー冥利に 尽きる台」