いまから18年ほど前になりましょうか?(笑)・・・私がパチンコで勝てるようになってから間もないは言い過ぎですが、数年経った頃。

当時良く打っていた機種は現金機全般・・・ほかほか銭湯、ナナシー、こぶ茶ワールド、バカボン、おさかな物語、等々

また、特殊な現金機と言うか保留連付きの現金機が新たに登場した時代でもありました。
通常分母は200強、保留の4回転だけSTが付き、当たりやすくなっている。

とは言っても、ST分母は20くらいあるので、現行の甘海ような当たり方はしません。
たまぁーに当たる程度ですが、それがとてつもなく嬉しい(/^▽^)/

機種としては、ビシバシスロッター7A、男浜幸日本一、仮面ライダーTR、等々

前置きが長くなりましたが、その中でも特にSANKYOのクリムゾンフィアーMR4Mという機種が大のお気にで、積極的に打っていました。

スペックや演出はもちろんですが、この機種右打ちが有効だったのです。
攻略レベルと言っていいくらい?
無調整であれば普通に左打ちでは@23くらいの台が、右打ちするだけで@30にもなり得る。

ただ、どのホールにも置いてあるというほどメジャーな機種では無かったため、ネットで検索してから打ちにいくというスタイルでした。

その日も初めて行くホール。

今のようにスマホのナビなんて便利なものは影も形もない時代ですから、行く前に地図を見て大体把握しておく。

ただ、今回行くホールは駅からカナリあり、徒歩では30分くらいかかりそう?
さらに会社帰りゆえ、辺りはもう真っ暗で目印もあまり役に立ちそうにない(苦笑)
途中で迷ったらたどり着けない可能性まで?

今なら普通にタクシーという四文字が浮かぶのですが、今より18歳も若かった私(笑)
「こいつ、ホールにタクシーで来てるよ、どんだけ?」って目で見られるのが、非常に恥ずかしいと思っていたので悩みに悩む。

それでも背に腹は代えられない・・・という事でタクシーに乗り込みました。

もちろん運転手にもパチンコ屋が目的地ではなく、あくまで目印というニュアンスで「〇〇ホールの近くなんですが」と言うと、スグに分かったみたいで走り出しました。

ホールが見えたら、少し手前で「その辺で…」と言えばOKと思っていたのですが、駅から向かうと看板が真逆の位置にあり、気がついた時にはホールの真横(汗)

悪い事に、そのホールは交差点の角にあり、車を止めるのも難しかったのか、おもむろに店の駐車場に突っ込み、しかも出入り口の真ん前に停車し「どうぞ着きましたよ」って(汗)

(あ、イヤ、ち、ちょっと、違うだろ、みんな見てるって(泣))…実際はビンゴなんだが(笑)

運転手には、ココが目的地じゃないというのをアピるために「あぁ、ココが〇〇ホールなんですね?」と言って料金を払う(笑)

その後、運転手は何か帳面に付けていてスグには立ち去らないので、こっちもスグに入店する訳にも行かず、何かを探しているかのように、顔を上げ辺りをキョロキョロしながら出口に向かうという、何とも無駄な動きをする羽目に(苦笑)

私が完全に駐車場の外に出るまでにはタクシーはいなくなり、急いでUターン=3(汗)

今にして思えば、ホールの客しかり、タクシーの運転手しかり、全く赤の他人ですし、仮に知り合いだとしても、そんなに恥ずかしい事では無いと思うが、その当時は周りの視線が滅茶苦茶気になっていたのを鮮明に覚えてます。

今なら、入り口に横ヅケして、堂々とタクシーから降りてきます(笑)