列島に大寒波が襲来している。過去最大級の規模であるゆえ「最強寒波」なる呼名がニュースでも使われている。これを書いてる時点では既にピークアウトしてるけど、まあ確かに一昨日や昨日はクソ寒かった。都内でも気温は終日マイナスだったようなので関東以北及び日本海側はド偉い事になってたと思われる。まあ冬は寒いのが当たり前。原因を断つ事は出来ないので対症で何とかするしかない。つまり「防寒」だけど、我々人間は着込めばよい部分があるにせよ、飼い猫にそれを強いる事はできないわけで。彼らの寒波対策は基本的にヒーターを用いることになる。斯く云う我が家の猫ちゃんもここ数日はヒーターの前から動かない。いまちょっとだけアンヨに不具合が出てるので、まあそれ込みで動かないってのもあるけど、理由の八割は寒さだと思う。古来より、猫はこたつで丸くなるものなのだ。

ちなみに我が家では冬場、24時間ずっとエアコンをつけっぱなしである。設定温度はそれなりに気を使ってるけど、そのため電力使用量はハネ上がる。これに加えて日中は猫用および筆者のシゴト用のセラミックヒーターが稼働。此度のやうな寒波の場合、そっちも長時間の駆動になる。で、ココで問題になるのが「電気代」だ。

昨年の1月の我が家の電力使用量は682キロワット時。二人暮らしの平均的な電気使用量は300キロワット時程度なのでだいぶオーバーしてる。今年はさらにそれを超える予定だ。読者諸兄からは無駄遣いしてんじゃねーよと思われちゃうかもしれんが、前述のごとく猫がいる上に俺も昼間はずっと家で仕事してるんでその辺はもう仕方ない。で、そもそも去年の段階で結構高かったんだが、今年は「電気代の値上げ」がゴリゴリに来てるんで恐らくそれが我が家の家計にダイレクトアタックを仕掛けてくるんではないかと予測している。まあ電気代を管理してるのは嫁さんなんだけども、今月の電気代如何によっては、夫婦仲になんか良くない影響が出るかもしれん。

ちなみに近年の電気代高騰の原因は3つ。まず大きな理由が「原発が稼働してねぇから」。そしてその影響により火力発電への依存度が高まってるのに、それを動かす「燃料がクソ高くなってるから」。そしてもうひとつ、我々が支払う電気代に「なぜか再生可能エネルギーの買い取り金額が乗っててしかもそれが値上げされてるから(再エネ割賦金)」。再エネ自体はエコ社会実現のために必要なもんだとは分かってるんだけども、こういう緊急時には人類の未来のために払う金は一旦横に置いといてもいいんじゃねーかと思うんだが、そうもいかねぇ理由がきっとあるんだろうて。

なんにせよ、一般家庭でこれだけ影響が出てるんだから、パチ屋さんなんかは電気代で死ぬほど苦労してると思われる。

装置産業であるパチ業界にとって「電気代」というのは土地建物や人件費に並んでボトムが重いコストだ。全日遊連によると2021年度のホールの電力総使用量は約52.7億キロワット時だったらしい。回答ホールが6557ホールとの事で、単純計算で1ホールあたり年間80万キロワット時の電力を消費している。どういう契約になってるか知らんので迂闊な事はいえんが、まあ字面からしてインパクトがでかい数字なんで金額もインパクティなのだろう(造語)。ちなみに一般家庭でそれを使おうとしたら、2千4百万円くらいになるっぽいけど、まあこれも大口契約とかで何か安くなったりするんでよく分からん。もはや何も分からん。とりあえず高いぽいのは分かるんでそれだけ言おう。ホールの電気代はきっと高い。

んでその電気代が今後さらに高くなるというんだから、これを機にパチ屋なんて畳んじまおうと思うホールもそれなりに出てくると思う。

なんせ今の客は矢鱈とホールが儲かる事を嫌う。いわずもがな、本人に金がねぇんだから死んでも負けたくねぇというのの裏返しなんだけども、それにしたって勝ちにこだわる人がこの十年くらいで急激に増えた。筆者なんぞパチンコは遊びと割り切って鷹揚に打ってるが、それでも「プロ」と呼ばれるような、めっちゃ勝ってるひとに対する羨望とかはあって、でもそれは「麻雀放浪記」とかを読んだときに感じる「すげー人もいるもんだなぁ」みたいな、別世界を覗き見る感覚に近い。自分でそうなろうとは思わないし、なれるとも思ってない。どっこい多くの人は「パチ屋は稼げるところだ」というよく分からん確信をもってハンドルを握っておるらしく、客側が赤を食らうと「クソ店」とのたまって憚らない。ホールはどこから利益を得て従業員を食わせてるとおもってるのか。すべてのホールはすべからく死すべしというのか。ウクライナで戦争が起きてガス価格が上がり、結果電気代が上がった結果釘が締まり、増えすぎた自称プロの人々が打つお店がなくなり、そして渋々バイトを始める人が増える。そうすると筆者がいつも利用してるファーストフード店の万年人手不足が解消され、オーダーの提供が早くなり、筆者の休憩時間がちょっと短くなってストレスが溜まり、ハゲが進行する。

とにかく風が吹けば桶屋が儲かる的なアレで、ウクライナで戦争が起きると俺がハゲるという話だった。俺の毛根のためにも、みんなちゃんと負けてください(生活に困らない範疇で)