チワッスあしのです!

 

前回のコラムでちょびっと書いたけども、引っ越しすることになったんで色々と準備であくせく動いております。俺は元来棲家を変えるのが好きで、以前はかなり頻繁に引っ越してたこともありこういう作業は慣れてる方なのだけども、今回は結婚してから二度目の引っ越しで家財道具等が結構増えてることもあり、今までの人生における引っ越しのなかで一番準備に手間が掛かっている。ただまあ、新居生活が待ってると思うとワクワクのほうが勝ってて、あんまり面倒な感じはしない。

 

さて、実は次のマンションはいままでとちょっと違って一生住むかもしれん感じだ。もしかしたらまた越すこともあるかもしれんが、少なくとも十年単位で住むことはほぼ確定している。リノベ済みのきれいなマンションだということもあって、引っ越しに際してはついに嫁さんから「禁煙令」が出た。

 

これは別に彼女が鬼嫁だとかそういう話ではなく、むしろ「家で吸わないなら吸っても良いよ」という元からタバコの臭いが好きではない人からするとかなり寛大な処置であり、いままで部屋でスパスパ吸ってたのを認めてくれたことも鑑みるに、譲歩に次ぐ譲歩が下地にあった上での「禁煙令」だ。

 

禁煙というのは、吸ったことない人にはわからんかもしれんがかなり怖いものであり、特に辞めようとして辞められず、ダラダラ吸いながらまた辞めようとして失敗して、というのを繰り返してる禁煙常習者の人間からすると、「辞める」と考えただけで手汗が滲むくらいストレスを感じるものなのだけども、不思議と今回に関しては、「まあこれですっぱり辞められるんだろうな」という予感がしている。なんかフラグじみているけど、実際4日ほど前からニコチンパッチをつけた状態で一日3本程度の喫煙に押さえているけどもちっともきつくはなく、このままいけば「脱ニコ」も、想像するよりかはキツくないんだろうなと、わりと真剣に思っている。

 

んでそこで問題になるのはやっぱ「パチンコ」だ。

すでに減煙中の身としては仕事中は意外なほど「吸いたい」と思わないし、また飲酒中もそうでもない。きついのが「起きぬけの一本が吸いたい」という欲求と、それからパチンコでハマってる時の「タバコでも吸って流れ変えっかよ」という衝動。これがやばい。奇しくも減煙二日目でパチンコに行って「義風堂々」を打ったんだけども、これが初っ端で600ハマりほど食らってる最中は、ついぞ我慢できずにタバコを吸いに行ってしまった。やっぱ「イライラ」というのはニコチン欲を掻き立てるものであり、元を正せばタバコが鎮静薬として使われてたのが、身をもって分からせられる感じである。

 

そもそもパチンコは週一程度でしか行ってないんでそこまでクリティカルな問題になることはなさそうな気もするが、多分今回の禁煙チャレンジでラスボスになるのは来月のマイホの特日だと思われる。ヤニ欲がマックス来てる時はマジで半笑いでコンビニに行ってタバコとライター買って吸っちゃうと思うし、よく考えると今までの禁煙の失敗は全部そのパターンだ。と考えると、やっぱ「タバコ」と「パチンコ」の相性ってめちゃくちゃ良くて、いわゆる「ホールの完全分煙化」というのも、客の減少に多少なりとも影響あったんかもしれんなと思った。

 

なんにせよ、来週これを書く頃には引っ越しの真っ最中の予定。その翌週は新居で書くことになると思う。いやぁ、楽しみだぜ。