パチンコ遊技人口は年々減り続けてます。パチンコ店の減少も同様ですね。もうこのままでは、パチンコ文化が日本から無くなるのも遠い未来ではないかもしれません。この事についてはパチンコに関わる多くの人が危惧または諦めてることでしょう。
このままパチンコが終わるのは癪に障ります。一介の打ち手の力ではどうにもならないでしょうが、やはり何かを考えて発信しないと始まらない。という訳で、どうすればパチンコ遊技人口減を抑えることができるのか。そしてその為にまず、パチンコ遊技人口減のいろんな原因を考えたいと思います。いわゆる、原因と対策、の原因編ですね。
余談ですが、私は玩具売り場主任時代、売り場単位でQC(品質管理の事で、主に製造業が品質改善の為小グループで活動を行う)サークルを作り「QC手法」を用いて問題解決をし、QCサークル発表会において活動結果を発表するという会社からの半強制の活動をした経験があります。
全社で140くらいのサークルがあり、私がリーダーをしてたYサークルは、支部大会を勝ち抜き、全社大会で金賞を獲得。さらにJR西日本第4回QCサークル大会に来賓として招かれ、多くのJR社員の前で模範発表をしたこともありました。その時のテーマは「玩具売り場の定番商品の品切れを無くそう」でした。
そのQC活動の最初に行うのが、問題点の洗い出し。これは、何故何故を繰り返しできるだけ多くの原因を出す、作業です。ちなみに、問題点「何故パチンコで勝てないのか」についてはとうの昔に実施済みです(笑)。
そしてOQ手法で言うところの特性要因図の大骨要因として「メーカー、機種」「お店」「遊技者」に分けます。
メーカー、機種
〇オーナーがパチンコ愛溢れる創業者から2世に変わり、利益至上主義へ変わった。
〇儲けようとする業界関係者が増えた。
〇出玉規制により過激性が薄れた。
〇1個戻しなど玉減り早くなった。
〇やっとSTに突入してもあっけなく抜けてしまい、面白くない。
〇演出がくどい。台が煩く、眩しい。
〇デジパチの出玉に慣れ、羽根物など緩い機種の魅力感じなくなった。
〇機械代の高騰。抱き合わせ販売。
〇台のマンネリ化。
〇スマパチが失敗。
〇検定後設置可能期間が短い。
〇タイアップ機。
お店
〇イベントが無くなった。
〇売上優先主義。
〇高換金化のため、回らない。
〇禁煙化。
〇物価、電気代高騰。
〇入れ替えのペースが速い。
〇シビアな営業。
〇店内が煩い。
〇遊技者減って活気減退。
遊技者
〇景気が悪く遊ぶ金が無い。
〇ネット化により勝てる情報氾濫し、レベルアップした。
〇オヤジ打ちタイプの打ち手からヤメるので、下手な打ち手減った。
〇緩い台に刺激感じず、射幸性高い方向への嗜好。
〇娯楽の多様化。
〇勝てなくなった。
〇楽しくなくなった。
〇少子化。
〇コロナ禍。
ちなみに、私が運営するサイト「じゃじゃもれ掲示板」でも問題提起をし、この原因と対策案について意見交換を行いました。これらも含んだ原因いろいろです。
これら、いろいろな原因の中から重要と思われるものをピックアップし、対策案を講じていくわけです。
で、重要と思われるものは、一般的アンケートによりパチンコ止めた理由第1位の。
1、パチンコ勝てなくなった。それはパチンコが回らなくなったから。
2、パチンコが回らなくなった、言い換えれば回せなくなったのは、
2-1、経費が高い。
2ー2、打ち手のレベルアップ。プロや軍団の存在。
パチンコ止めた理由一般的第2位の。
3、パチンコが楽しくなくなった。
次回は、この重要要因について対策案を講じたいと思います。
“店”の一致団結!
この時期毎年話題になる“春闘”、企業vs労働組合という構図。これにより労使関係が健全化するわけで、メーカーと店にもそういう関係であって欲しいと思います。つまりは機械代の高騰を抑える為に。
個人的な話、
『禁煙化』そうだ!そうだ!ひょっとしたら少しは客増えるかもだぞ~😜
『オヤジ打ち』“フリー打ち”なんて… きいつかうなよ、そこいらのオヤジによ!
と、2つのwordに引っかかった私です😄。
へへっ、じゃじゃさん“オヤジ打ち”使う派なんだ、ですよね、コレで覚えましたもんね、“ガイド”で😃。
機械代の高騰は、中小が買う一般価格が高いだけで、大手には事前に必ず買う約束を取り付けるとともに格安で売るみたいです。中小店舗は損ばかりしています
>ギルBさん、コメントありがとうございます。
どうしても、メーカー>お店の図式ゆえ、お店側はもっと強くなるべく一致団結すればいいのでしょうが、お店同士ライバル関係ゆえ、なかなか難しい面も。
禁煙化により喫煙者は減ながら禁煙者を取り込む姿勢は大事かも。オヤジ打ち、はガイド誌内パチンコ用語で、普通に使っております。
>駅さん、コメントありがとうございます。
機械代について、どれくらい大手に優遇してるのかは存じませんが、人気台欲しくとも過去の同メーカーの購買履歴(機歴)が悪いと買えない、という面もあると聞きますね。これについても中小は厳しそうです。
初コメントさせて頂きます。
QC手法のワードに惹かれて
読ませて頂き面白かったです。
自分の通うホールは製造業の方が
多いと感じてますので、
そういった方達のもちろん自分の
QC手引きとして最適な記事になるのかな?
と続きを楽しみにしてます。
本当は自分の通うホール関係者が
見てくれて、改善してくれる事が一番
なんですが・・・。
因みに自分も昔QC手法でパチスロで
勝つにはを考えたのですが、途中で
挫折しました(><)
匿名さん、コメントありがとうございます。
私の元勤務してた会社(販売業)は30年前にQC活動を自然消滅させました。
QC活動をする暇などない、という従業員の心の声に対し、だからこそQCをするのだ、と会社は言ってたのでしたが。
次回、原因から導く対策案となります。ただ、さほどQC色はないかも。で、せっかくQCの言葉に反応していただきましたので、玩具売場主任に休息無しシリーズ(毎月第一金曜日掲載)の中でも~QCサークル活動編~として取り上げたいと思います。
会社のQCはなかなか頭に入らないけど、好きなパチンコなら、すぐ理解できました。
次回が楽しみウフ
たかさん、コメントありがとうございます。
好きなテーマについてQCをやる、これこそ自主活動の本懐かも。
こちらを読んで折角だからということで、私が思ういまのパチンコ台の文句を挙げてみました。
①虹色とキュインがしつこい 当たる度に目と耳がキツい
②当たったらアタッカーはよ開け
③通常時の煽りが長すぎクドすぎ
④確変時はアッサリしすぎ
⑤大勝ちしなくていいから、一日中打てる様な台を出してくれ
⑥技術介入を嫌うなら、釘なんてやめちまえ
次回、楽しみにしております。
禅寺丸さん、コメントありがとうございます。
貴重なご意見1から6まで上げて頂きました。そして対策は1、目と耳に優しくせよ。2、同様、3、通常時煽り短くせよ、4、確変中くどくせよ、5、同様、6、技術介入受け入れよ。以上概ね同意いたします。