「あれが最後の大きな基本技術の進化だったな」コレ、ひねり打ちに関しての感想です。
パチンコの技術というのは日々難しくなっているのですが、実際、今後ひねる以外の大きな技術革新は無いでしょう。

「ヒネラー」なんて言葉を生んだ(この時期ドヤ顔してた人達って、今はどうしてるんだろう?)そのひねり打ちですが、自分は取り組むのが遅かった。
理由の一つは海を左側でひねって(というか逆にひねるので絞る?)事足りていたのと、2円パチンコのホールで銭形平次を少し試して「うわっ、ムズいじゃん」と練習を先延ばしにしていたから。ふふふ、後に「こんなのは俺のパチンコじゃない」と言い訳したプロ達と行動は一緒ですね(汗)。

しかし、「大きな流れに乗っていけ」を座右の銘とする自分としては、いつまでも苦手だからと避けてはいられなくなってきた。
それは等価のホールが増えてきたり、自分が頑張ることで店が対策したのでしょう、海もスルーが全然足りない状況に音を上げたのも原因。

そんな時に低換金の店で回る巨人の星の甘デジを発見して、練習する機会があったと。
一流どころの友人が多い自分はすでにコツを聞いており(人差し指をストッパーにして、弱い玉のハンドル位置を固定する)、二日ほど打つ間に段々感触は掴むことができたんですね。
まあ、力を抜くのができてなくて小指がツリそうになったり、盤面全体を一度に見るのが苦手で玉のくっつき具合は電チューへ到達した玉で判断してましたが。

このスケバン刑事はだいたい打法が固まった頃に打つ機会があった台です。連チャンが続くと明らかにひねる精度が落ちたり、ロング開放への対応が遅れたりで、玉増えは均すと精々1回転2個くらいでしたけど。
銭形ほど速くはないし、今なら多分普通にできる。いや、できると思いたい。

ちなみに、この機種を最初に打ったのは、必勝ガイドのちょびちゃんも来ていた店でした。まだライターになる前で面識はなかったのですが、いやあ、手の動きが小さかった! 京楽系の右打ちは左からも電チューを狙うべく2個打ちを織り混ぜるんですが、多くの打ち手は手首を返す感じの意識が手の動きに出るのですが、ちょびちゃんは全くそれが出ない。
正直「この娘の隣で打つのは嫌だなあ」と避けたことがあります(笑)。
ミネッチもヨースケ君も、天才ウメス君もみんな上手い。でも、一番手の動きが小さかったのは、自分の中ではちょびちゃんです。