恐怖の原因は無知であると、どこかの科学者の方が言ったんだか、言わないんだか

 

言ったんだか、言わないんだか分らない話ではあるが、大変理解できる

 

わからないものは大抵怖い

 

暗がりなども一つの例だろう

 

たまに暗闇を恐れないと豪語する人もいるが、そんなもんは一種の欠陥であるとポチは思う

 

見えないことが怖いと思うよう人間は出来ているのだ

 

で、本題

 

ポチはパチンコ店の便座の蓋が怖い

 

用を足そうと、個室のドアを開け、便座の蓋が閉っているたびに絶望的な気持になる

 

臭い物には蓋をしろとは言うが、今は脱臭機能や芳香剤が存在しているのに、そんな前時代的な防臭仕様いりますか

 

視覚的な問題にしても、蓋がなければブツの発見には、ドアから便器までの間合が生れるが、閉じている蓋をあけるとするならば、ベビーベッドとの手すりに手をかけた父と子ほどの距離しかない

 

開けた瞬間、菩提樹の下で涅槃に入る前の仏陀のように、圧倒的な存在感でゴロリと横たわっている姿を見かけるたびに絶叫しそうになる

 

いまは自動で流れる最新式も増えたものの、小型店舗には古いタイプの便器もまだまだ健在だ

 

それに最新式であったところで、蓋をあけたら便座にちろっとブツが付いていたりとか、想像の斜め上をいく恐怖が待ち構えていることもある

 

ぽちは便座の蓋が怖いのです(大真面目)

 

※イメージ画像