パチプロのイメージ、皆さんはどんな形をお持ちですか?
・豪放磊落なバクチ打ち
・全てを計算でとらえる、氷のようなマシン
・人格が欠如した落伍者
う~ん、現実はそうでもないです。良くも悪くも案外普通。

もちろん、上手いプロほど稼働中は機械のように計算が全て。そうでないと、収支は上がりませんしね。
ただ、ホールを離れると、人間くさいというか、良い部分もダメな部分も共存しているものです。

自分が苦笑しがちなのは、プロの前で知らない打ち手を褒めた時。
けっこういるんですよ。急に刺々しくなって、「ホントかよ?」みたいに眉をひそめる人が。
いやいや、アナタと比べてどうこうって言っているんじゃないから。「へえ、素晴らしいね」でいいじゃん。
嫉妬は見苦しいよ(笑)。

また、そういう反面で、自分の周りの打ち手はかなり過大評価というか良く言う。
そういうのを見るにつけ、「ああ、日本は島国だなあ」と、自分は思うのです。

あと、感情を理屈で理論武装しがちなところもある。
なんかこう、無理に屁理屈でこじつけてディスるようなね。
これは一流手前の人に多い気がする。
今はどうか知らないけれど、かつてはメディア関連の人にもいた。他人からすると理論が破綻しているのに、本人は一生懸命正しさを立証しようと、ネットに書き込んでたりさ。

さんざんプロの悪いところを書いたけれど、パチプロは弱肉強食の世界。ある意味、自分勝手じゃないと生きていけない面もあるしね。これは仕方ない部分もあるやもしれん。
また、普通の社会人の感覚を持ち、立派な人間では、(自分を含めてどっか欠落した)珍獣としての価値もない。
我が身に害を及ぼさない限りは、「普通じゃないからこそ面白い人達」ということで。