※これはあくまで無職の書くブログです

 

コロナ騒動が凄いです

楽観論、悲観論と有識者のコラムでも情報が混沌として、WHOからの見解も短期間で二転三転、風説やデマも流れはじめ、情報の整理も難しく、いまいち危険性が把握できておりません

んなもんで、普通にパチって良いのか、そうでないのか、日常生活も制限をかけた方が良いのかどうか、判断が難しかったので、自分なりに最低限納得できるまで調べてみました

ですが、上手くまとめることも出来ませんでしたので、それでもいいと思われるお暇な方のみどうぞ

(興奮してしまったため、なかなかのボリュームです)

 

 

致死率については色んな情報が出始めていますが(下の方で触れます)、感染率というのが高いんだか低いんだか、いまいちわからないで、一つのケースとして横浜港でのクルーズ船の記事から考えてみました

(※感染率という言葉が妥当ではないかもしれません)

 

・感染経路と感染率

 

横浜港で検疫した英国船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗員乗客3711人)で691人が集団感染(うち4人死亡)

この情報からは見える691/3711、約18%強という感染率

ダイヤモンド・プリンセスが日本の横浜港を出港した1月20日

その2週間後には一日数時間をのぞいて船室から出てはいけないという隔離体制にもかかわらず感染者数は増えていきました

 

可能性として言われているのは

・隔離されるまえに接触感染

・乗員は、乗客の隔離後も集団生活を続けていたため感染していた疑い、そして日に三度、客室に食事を運ぶ際に、食器類、また食事からの感染

・隔離後も、マスクなどを着用せずに隣のバルコニーなどで談笑していたために感染

・船内を通る空調から感染

というもの

 

感染経路として耳にするのは『接触感染』『飛沫感染』『エアロゾル感染』『空気感染』

 

・『接触感染』

上記の一番目と二番目からは、『接触感染』の可能性が疑われているが、その場合は、物などに付着した後の残留期間の長さや、それに触れたあとの感染率の高さが相当なものであることが予測される

 

・『飛沫感染』

三番目のバルコニーでの談笑からは『飛沫感染』が考えられるが、飛沫感染とは、せきやくしゃみでウイルスを含むしぶきが飛び散り、粘膜に触れて感染すること

感染者数の数から『潜伏期の人からの感染』も指摘されているので

「発症していないということは、せきやくしゃみがなく、しぶきが出ない。それなのに感染している。飛沫ではなく、接触かエアロゾルしかない」

という識者もいる

ちなみにマスクで高い予防効果が得られるとされているのが、この飛沫感染

 

『エアロゾル感染』

『密閉された環境』で『長時間、高濃度』のエアロゾルにさらされた場合、と特定の条件に限り感染の可能性が疑われているが、電車やオフィスなど通常の生活空間で起きるものではない、との専門家の話

ならば隔離後の同室内では感染の可能性があっても、その前段階で数百人を超える乗員乗客に感染していたとは考えにくい

 

すると意識にのぼってくるのは『空気感染』

四番目の空調を通じての感染があるとすればこれだが、当初より報道などでも可能性の低さからあまり議論はされていない

日本環境感染学会からの資料でも、空気感染の可能性は極めて低いとの記述

 

そう考えると現段階では一番可能性が強いのは接触感染になるのか

 

まあ、どの感染経路であったところで、隔離体制後でも感染率がここまでになってしまったのならば、一般的な予防策ではなかなか防げないことがわかる

これらのことからも、コロナウイルスの脅威は致死率ではなく、異常な感染率であるのかもしれない

 

しかし、感染を防ぐことは難しいが、感染した後の重篤化を防ぐことができれば比較的安全という考え方もあるかもしれません

一般的に高齢者や持病を持っている方が危険と言われていますが、、その実情はどうでしょうか

 

アメリカの医師会が発行する米医学雑誌ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)には、中国疾病管理予防センター(CDC)が感染者4万4672人を分析した論文によると

感染が確認された44672人の年齢の割合は

≥80 years: 3% (1408 cases)
70-79 years: 9% (3918cases)
30-69 years: 78% (34 762 cases)
20-29 years: 8% (3619 cases)
10-19 years: 1% (549 cases)
<10 years: 1% (416 cases)

 

症状の割合はSpectrum of disease (N = 44 415)

軽傷Mild: 81% (36 160 cases)
重症Severe: 14% (6168 cases)
重篤Critical: 5% (2087 cases)

 

全体の致死率2.3% (1023 of 44 672 confirmed cases)

80歳以上の致死率14.8% in patients aged ≥80 years (208 of 1408)
70~79歳の致死率8.0% in patients aged 70-79 years (312 of 3918)

重篤患者の致死率49.0% in critical cases (1023 of 2087)

 

となっています

ここからは感染者全体の12%に過ぎない70歳以上の高齢者が、全体の死亡者数の約分を占めていることが分ります
(521人/1023人)

 

そう考えると残りのほとんどが60~69までの年齢の方がなんじゃないかと考えてしまいそうですが、別の資料では年代別の致死率が細分化されており

80代~ 14.8%
70代 8.0%
60代 3.6%
50代 1.3%
40代 0.4%
~30代 0.2%

となっています。こうみると50代の方も十分意識した方が良いことがわかります

 

そして高齢者以外にも基礎疾患を有している方にも注意がされていますが、こちらは

循環器の疾患 10.5%
糖尿病 7.3%
呼吸器の疾患(慢性) 6.3%
高血圧 6.0%
がん 5.6%

と60代の方よりも遥かに高い致死率となっています

年齢が上がるとともにこれらの持病を患っている可能性が高くなるとはいえ、致死率が跳ね上ることは間違いなさそうです

 

では、基礎疾患もなくて、50代に満たない年齢であれば感染しても大丈夫といえば、そうでもありません

 

致死率については、二次感染三次感染と、致死率が下がるであろう予測が立てられていますが、仮にそうであっても

日本の人口12601万人のうち60代~は34%(4344万人)、

70代~としても22%(2747万人)にものぼります

 

別資料(2016年)の武漢市の年齢の割合は、戸籍を出している833万人のうち、

60歳~は日本の34%に対して20.6%(172万人)、

70歳~日本の22%に対して8.4%(70万人)にしか過ぎません

そう考えると、日本での致死率は、今回の論文で発表された全体の致死率2.3%よりも高くなる可能性すらあります

 

本人は、年齢的にも健康状態的にも感染したところで重症化しないとしても、別の方に感染させてしまう可能性があるのです

 

とはいえ、予防も何も、感染経路すら判明していない現状で出来ることは限られています

 

ですが、自分一人の問題ではないことを理解してもらい、各々の生活状況の許す範囲で、可能性を薄くしていければいいなと考えています

 

 

最後に少しパチンコに絡めます

 

現状、一番可能性の高い接触感染は、ウイルスが手などに付着したまま口に触れてしまうことですが、ウイルスが服や物などに付着した場合の予防は困難なものとなります

(台やハンドル、備品などにも付着している可能性があり、それらからの感染する可能性は冒頭で述べた豪華客船の話からも低いものではないと思われます)

 

とくにパチンコ店など、不特定多数の人が訪れる場所では、より一層の注意が必要となります

 

すでにライブやイベントは中止に、野球や競馬などでの無観客開催など多くの業界が自粛に入っているなか、そんなニュースのコメント欄にはパチンコ店が感染のホットスポットになり得る可能性を指摘している方がたくさんいます

 

業界がこのことにどう対応していくのか注目しています

 

 

で、まさかのもう一本!!!

こっちは完全にパチと無関係ですが、超興奮して調べてみたものの、来週になったら無駄になりそうな気もするので上げてみます

 

 

今回のコロナ騒動、達観論に悲観論とが入り乱れていますが、仮にこのあとすぐ終息へ向かうにしてもすでに経済に大打撃を与えてしまっていますが、洒落にならんレベルなんじゃないかと、パニックっています

 

2019年10~12月期の実質GDPは、大型台風や増税も影響し、物価変動の影響を除く実質で前期比1.6%減、年率換算では6.3%減
次の2020年1~3月期も、暖冬にコロナ騒動で二期連続のマイナスが見えてきました

※嵐山での観光誘致や無雪のためにスキー場の閉鎖、札幌雪まつりでは来場者25%減、百貨店の『一月度』の売り上げは春節が例年に比べて前倒し(前年は二月)で免税売上だけは辛うじてプラスになったものの総売り上げは大手各社1.8~5.5%のマイナス

JR西の発表では、二月上旬の前年比利用者数が山陽新幹線で12%減、北陸新幹線で10%減、在来線特急15%減と大幅に減少

さらに五輪中止となれば損失は3~5兆円程度との話が多数でGDPを1ポイント程度押し下げるだろうと言われています

そして世界経済の方も、前日発表された中国の2月度の製造業PMIは35.7と、市場予想45.0をも大きく下回りました

 

そもそも増税、五輪後の反動、トランプさんの選挙の行方などでピリついていたなか、それでも非課税制度や年金の運用などの下支えがあるうちは、と希望的観測もありましたが、今回のコロナ騒動で一気に崩れる可能性も見えてきました

ひとつひとつが単発で訪れれば一過性で終わるものが、立て続けにくることで立て直せなくなるものも出てきて負の連鎖が始まります

少しずつ出てきた今回の騒動の影響を示す数値から、すでに色んな専門家から、年内に終息しても元の成長率に戻るには2022年までかかるとの言われています

バブルの崩壊、世界金融危機とまではいかなくとも、ここまで急激な下げになると銘柄によっては追証も出てきます

この流れが来週も継続、または下げ止まったままでは一気に膨らんだ評価損から追証が発生し、売りが売りを呼ぶ地獄も。。。

 

ちなみにこれを書いている28日の夜、投資家の不安心理を示すVIX指数がとうとう42.81まで上がりました(日経恐怖指数)

(欧州恐怖指数は42.24、米国恐怖指数40.11)

 

※これまでのVIX指数が高値になった主な出来事

1997年10月28日 アジア通貨危機…48.64
1998年10月8日  ロシアデフォルト(LTCM破綻)…49.53
2001年9月21日 アメリカ同時多発テロ…49.35
2003年3月12日 イラク戦争勃発…34.40
2008年9月18日 リーマン・ブラザーズ破綻…42.16
2008年10月24日 世界金融危機…89.53(1993年以降の最高値)
2010年5月21日 ギリシャを筆頭とするPIIGSの国債懸念…48.20

しかし、これをみて、

「ああ、リーマン後の金融危機以外は、いままでなんなく通過してきた出来事じゃん」

と思うべきなのか、

「すでにコロナウイルスは、これらの出来事と並べられるような大事件なんだ」

と思うべきなのか。。。

 

 

あ、

 

 

ちなみに自分は、どっちに転ぼうが影響がない超低層民です