悠遊道のグリーンボーイこときーうぃです。
そのうちベビーフェイスになって、ルチャリブレでも始めるんですかね。

さて、ワタクシも掲載を始めさせて頂いて二ヶ月経とうとしております。
そんな折、担当さんに「きーうぃさんって小難しい事ばっかり書くな?」って言われてしまったので。
「あらぁ、通常運転ですよぉ? じゃあ違う側面も…」と今回とある事件を書こうかと。

田舎だからこそ出来た荒業

時は………忘れちゃいました(苦笑)

とあるド田舎、チェーン店も無い様なホールでのお話。
ホールっていうかパーラーですかね…うん、パーラー。
そんなド田舎のパーラーが常連だけに教えたっていう裏イベントのでの事。

対象機種は平和の第三種こと権利物、ホー助君DX
最近、一種二種混合とか良く出てますが、第一種ってデジパチ、第二種ってハネモノの事を指すんですよ?
今は統合されてしまって影形も見ませんが、第三種が権利物、第四種が電役、その他にアレパチがあったと思います。

…ってこんな事書くから担当さんに「小難しい」って言われるのか…。

今回はホー助君の事だけ覚えておいてください。

 

簡単なスペック説明をすると。
GOチャッカーに玉を入れる→上の羽が開く→中に入るとファフナーみたいな回転体が回ってて4/5でハズレ、1/5で大当たり抽選の穴。
その大当たり抽選の穴に入るとデジタルが始動し、Vが揃うと大当たり、V確率は1/8.7位だったかと。

Vが揃ったら右打ちして「大当たり権利を獲得するチャッカーへ入賞させる」←これ大事

権利物ってデジタル揃う→大当たり開始! ではなく。
デジタル揃う→大当たりの権利獲得→権利を獲得するチャッカーへin→大当たり開始、なのです。
今の機種で言う「Vを狙え!」と同じなんですが、順番があべこべなんですよね。

 

まーた話長くなった。

 

さて、ホー助君は一回大当たりをすると10回のチャンスタイムに入り、よっぽど極悪な釘じゃなきゃ最低でも1回はV抽選が受けれます。
(羽根開放時間が5秒ちょいと長く、1変動で玉が大体2個以上入るので回転体に嫌われなければ)
ここで上手い人は1変動で2回分、抽選穴に入れるという技を使っていましたね…。

※10回分抽選ではなく、10回分羽根ロング開放のチャンスタイム。

…冷静になったら、ここ安田先輩、ドラ広先輩の悠遊道ですもんねぇ。
ホー助君の説明要らなくないですか、とは思いましたけど一応紹介。

さて、問題のイベントとは…?

一応カウンターで抽選を受け、無事突破、なんの変哲もないホー助君とご対面。
釘も普通だし…仕込みチャンスタイムスタートからでもない。

はて? と首を傾げたその刹那!

「ほ、ホー助君の様子がおかしい!」

…もう無いパーラーの事なんでデカデカと書いてしまいます。
ホー助君の真ん中の回転体に2ヶ所セロハンテープが貼ってあり。
本来1/5で抽選をするものが1/3になってました…。

多分、初当たりを緩和する為のスペシャルサービスだったんでしょうが…。

5回に1回、1/8.7を抽選するのと、3回に1回、1/8.7を抽選する…どっちが当たりやすいかは述べるまでも無く。
皆様速攻でドル箱をモリモリにしてしまう………。

 

説明するまでもあるまい!

 

そう、セロハンテープ穴が良い感じに玉をかき混ぜちゃって。
ホー助プロにしか出来ない「チャンスタイムの2回抽選」を「全員が出来てる」という異様な光景。
ざっくり言えば20回で1/8.7の抽選になってしまっているのです…。

ロマンティックが止まらない…ではなく、チャンスタイムが止まらない、のである。
一応ホー助君にはラウンド振り分けがありますが、1R:16R=1:4という80%は16Rな上に。
1R引いてもチャンスタイムはまた続くので…この状態ではもうラウンド振り分けなんてあってないようなもの。

しかも持ち球遊技可能…何を考えているんだこのお店は。

そして店長光臨へ…

まぁ、異常事態ですよね(笑)
ホー助君の島、全員がドル箱タワーですから。
流石に最初の大当たりが出てから2時間半~3時間といったところでしょうか。

ホール責任者か店長か、パリっとした姿の人がいきなり、土下座
15台位の対面式のホー助君の島のど真ん中で。

 

「すみません、もうこの辺で勘弁してください!!!」

 

そりゃそうだよぉ。
これで釘がガッチガチならまだ話も解るんですけど通常営業釘でしたから…。

まぁ先述しましたが「常連のみにひっそりと教えられたゲリライベント」だったので。
良い意味で平和で、皆様笑いながら台を後にしていきました、トラブルなど一切無く。
ご老体ばかりの常連ばかりでいい時代だったとはいえ、あれだけのドル箱貰えれば平和に解決するよなぁ!?

ホー助君の発売元、「平和」なだけに。

お後が宜しい様で。