先週、第一子が生まれまして、ちょーっとバッタバタな状況の中、いつもの

「ブログに書くネタがねぇンダ」

モードに陥っていた昨晩、ツイッターのタイムライン上で見かけたのが #個人的五号機ベスト４。

そういや以前、悠遊道のテーマコラムで「【2020春 SPコラム】自分を作り上げたパチンコorパチスロ4選」なんてのもありましたが、一覧に飛べるリンクがサっと見当たらない、１年以上そういうテーマコラムの企画もない、ってどうかしてるぜ悠遊道ｗ

まぁ、そんな適当感がええとこでもあるんすけどね。

今週は、そんなヒントをもらったので、これまで動画でやってきて、過去の羽根物も色々知った上での心に残る羽根物４選をお届けしたいと思います。

ローリングマシン／1988年 三共

動画を作り始めて初期の頃、その動きのダイナミックさに一目惚れ。更に、故・田山プロも愛した台というアレコレも相まって、ものすごい印象に残った台でした。

サウンドがまた良いんだよなぁ。

ボクが三共のサウンド面への拘りを強く感じたのは、CRフィーバーマクロスフロンティアでのこと。それ以来様々な台のサウンドが特徴的なのを感じていましたが、ずっと昔からそうだったんだ！と感じ入った１台ですもあります。

パチもスロもサウンド面は間違いなく日進月歩なわけですが、今から33年も前にこんな衝撃的な羽根物があっただなんて……と感じて以来、大好きになった１台です。

CRAネオビックシューター/2010年 アムテックス

近年で最も羽根物が輝きを取り戻していた時代。のちに続くトキオデラックスの前に登場したこいつを触るまでは、ビッグシューターなるものは名前しか知りませんでした。

当時パチプーだったボクが羽根物で最も勝たせてもらった台ってことで印象に残っていたわけですが、そこから今に至り、初代のビッグシューターの動く姿をタンポポさんで知り、

「あ～、やっぱり歴史は繋がってるんだなぁ」

と独り言ちた１台。そして、ここに至るまでの平和・アムテックスのアナログ機に対する思い入れを感じるという意味でも、この機種が出た時代背景込みで忘れたくない羽根物の一つです

玉ちゃんファイト/1996年 京楽

少ないお金を握りしめ、パチンコ屋に「ギャンブル」をしに行っていた若かりし頃、初めて勝ち方を教えてくれた台かもしれません。

ただの開放台狙いなんですがｗ

巡り合わせの問題だと思うのですが、ボクがまだ10代の頃、一番近かったパチ屋に玉ちゃんファイトが置いてあって、甘く運用されていたんでしょうね。大変お世話になりました。

世代的にたぬ吉君２は知らない人間。ホールに入れるようになって目の前にあったのがこいつだったんです。

レトロパチンコの動画を作っていて、ボクが再会したいと強く願う台が２台あるのですが、その内の１台。もう一つは冒険島（現金機デジパチ）。

ファインプレー／1994年 マルホン

丸松パチンコさんで自分が出会う以前に、ケンシロウ君が岐阜レトロミュージアム様で撮影をしていて、映像だけは編集で見ていました。

でも、丸松さんで実際に自分が打てたのが本当に嬉しかったなぁ。

こちらも玉ちゃんファイトと同じく、パチンコを打ち始めた頃のホールにあった１台で、かと言って、玉ちゃんファイトのように勝てたわけではありません。

でもなんか好きで、あのサウンドが聞きたくて。ちょこちょこ打ってはお金を無くしていたような、そんな１台です。

今でこそ「ドットのマルホン！」なんて紹介が出来るくらいに色んな事を知りましたが、なーーんも知らない頃のボクが、勝てもしないのに打ちたくなったのがファインプレー。

改めて説明するまでもなく名機中の名機ですね。

 

で、今こうして振り返って思うのですが、ファインプレーや玉ちゃんファイトを打っていた当時というのは、もう羽根物というジャンルが大きく後退していた時期なんですよね。

けれども10代のボクは、当時全盛だった保留電チャン機でもCR機でもなく、いの一番に羽根物に惹かれました。

勿論、当時お金が無かったから、それしか選択肢が無かったとも言えるのですが、ボクのパチンコデビューがもう4～5年遅れていたら、その頃のホールに羽根物はほぼ無いわけです。

そう思うと、巡り合わせの妙を感じざるを得ません。

今のホールでは考えられませんが、3000円とか5000円を握りしめて４円パチンコを打ちに行っていたあの経験があるから、パチンコを純粋なギャンブルではなく「遊技」とするアレコレが腑に落ちたりもするわけです。

少ないお金で勝った負けたが出来た。そうしてのめり込んでしまった自分を思い出します。

それが良いのか悪いのかで言えば、世間的には間違いなく悪いんでしょうけどねｗ

 

皆さんの羽根物４選は何ですか？

こんな風に過去を思い返して、ノスタルジーに浸れるのはオッサンの特権だと思うのです。

■万回転　プロフィール

  • 1978年生まれ　♂　
  • 累計15年間パチプロを経験
  • CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。
  • 現在は悠遊道動画チャンネルの何でも屋

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