【社長の雑記帳】検定と認定、そして「みなし」

自主規制で自分たちを守ることが重要だと再三述べてきましたが、自主規制すら守れないなら厳密な法令を制定してもらったほうが、業界の将来にはよいのではないかとすら思ってしまいます。

自分たちに都合のよい解釈ばかりしていると、いい結果を生まない気がします。

―――引用ここまで

 

上記記事内では、それぞれの正確な法令上の立ち位置を簡潔に解説されている。

シリーズ「人々の本音」 Vol.4 業界コンサルタントA氏 でも似たような解説をA氏より頂いたが、我々一般ユーザーは当然ながら、業界内の基本的な知識に触れる機会は少ない。

勿論、パチンコ・パチスロはそんな知識などなく楽しめるものだが、業界の昨今のあり方について物思うところがあるユーザーには、「初めから批判ではなく非難ありきの一部情報」に惑わされる事なく、今尚苦闘している業界の実情を正確な物差しで俯瞰して頂きたいと思う。

 

先般、衆院解散が決まり、これから選挙を迎える中で政党再編が進んでいるが、メディアの中には特定の政党にフォーカスし良悪二面の情報を意図的に偏らせている報道も散見される。

ネットに慣れ親しんで育った世代ならこういったメディアのあり方・成り立ちというのは常識であろうが、パチンコ・パチスロ業界は永田町よりはまだ情報公開が進んでいる。

信頼できるソースは探せば見つかるものだ。

 

「自分たちに都合のよい解釈ばかりしていると、いい結果を生まない気がします。」

という一文は、業界内でみなし機撤去に反発する声がどこからか届いている内情を想像させられる。

「自主規制すら守れないなら厳密な法令を制定してもらったほうが、業界の将来にはよいのではないかとすら思ってしまいます。」

と文中にあり、何でもかんでも規制では息苦しくなるばかりと思わないでもないが、今の業界の立場からすればこれまでの「やったもん勝ち」な風潮を一掃する為にも必要な措置なのかもしれない。

(万回転)