今週はタコ負けです。

いつもの102%が飽きてきたのもあり、色々な台のお勉強をしてはやっすいハイエナで機種経験値を上げていこうという目論見でしたが、そこはどっこいスマートスロットル。

金が減るのがはえーはえー。上位入れなきゃどうにもなんねーって事でイイ勉強になっております。また、優遇・冷遇を正確に把握しないと無料で落ちている情報だけでは太刀打ちできないということも。

なーんも考えずに興味のある台を打ってみようかってやって、適当なタイミングで止めたらクソほど負ける世界。シンドイなぁ……。

ま、ボクだけの話で言えば、最低限負けなきゃいいでしょ、くらいの気楽さで色々触っていこうと思います。

ハーレムでおっぱいばいんばいんしたい()。

そんな感じでぱちんこサイトっぽさを出したところで、以下、一切ぱちんことは無関係な話へと移ります。

とある自治会の風景

これは先の衆院選後、とある自治会役員Aさんとの会話。

 

A「Bさん、小選挙区で負けちゃったねぇ。応援してたんだけど。」

万「今回、自民には逆風でしたからねぇ」

A「Bさん、市議会議員時代から色々地元の事やってくれてたんだけどね。それに引き換え当選したCさんは、地元では何にもしてないじゃん」

万「へーBさんてそんな方だったんですね」

 

Aさんによると、今回比例復活したBさんは、市議会議員、県会議員をへて衆議院議員になった叩き上げの政治家。

AさんとBさんは古くから付き合いがあり、地元の細々とした問題をBさんに伝えては、市を通じて改善してもらった経験があるそうです。例えば電柱の撤去だったり、通学路の整備だったり。

そういう小さな出来事というのは全国ニュースは勿論、地方紙にも載りません。

でも地元にとってはそこそこ大事な、生活に密着する話だったりするわけで、Bさんがそういった実績を積み重ねてきた姿を見てきたからAさんも応援しよう、となったわけですね。

そういった「プチ行政」とも言うべき、行政では目の届かないところを細やかにフォローする団体の最小単位が自治会で、そこから区議会、市議会、県議会、国政、と段階的に上っていくものですが、何やら兵庫県知事選に乗じて存在感を取り戻した元ぱちんこ軍団長が、また市議会クラスの地方選挙をハックしようとしてますね。

その動きも、彼の人をよく知らない人々が「彼に真実を教えてもらった」なんて言ってまんまと乗せられているのにも吐き気を覚えます。

彼が当選してからNHKが何か変わりましたかね?維新とも国民民主とも違う、そういうところが分かるのは、ぱちんこの世界でたまたま見聞きしたアレコレがあるからですけども。

まずは懺悔と謝罪を

さて、兵庫県知事選。

まず、当初ボクはマスメディアの伝えたパワハラ報道を「そうなんだー」くらいに受け止めて、その後の斎藤知事の姿勢を見て「ヤベーなコイツw」くらいに思っていました。

ごめんなさい。

時をへるにつれ、どうやらそんな単純な話じゃない、ということには気付いたものの、所詮は自分には無関係な県知事選。

ここまでの盛り上がりになるとは全く思っていませんでしたし、それ以上特に自分で掘り下げるわけでもなく、Xで流れてくる情報を流し読みする程度でした。

だからねぇ……投票率55.6%!?に目を疑いました。衆院選(53.8%)より高いんだぜ?マジかよwって今でも思っています。

良い方向に変わってる。ただ……

ネットメディアや影響力のある個人の発信が、マスメディアに近い影響力を持つようになった。そう時代が変わったことを象徴するような選挙だったのは間違いありません。

都知事選、衆院選、そして兵庫県知事選と、その傾向が顕著に現れました。

結果どう転んだかについては賛否両論あって良いし、それがあるべき姿だと思います。

一方、それらの流れを傍観していて危惧するのは、ネット側の発信の方が圧倒的に「言葉が強い人が目立つ」という点。

選挙で誰かを応援する、結果が自分の望む形になった、そのことを喜ぶのは当然の話ですが、どうにも敵対・分断を煽っているようにしか見えない人々も散見されます。

ボクが20代のころ、とある雑誌メディアの先輩に言われた一言が今も残っています。

「中立なジャーナリズムなんて存在しない。発信には必ず意図があって、メディアにも必ず色がある」

正確な言葉は覚えていませんが、確かこんな事を言っていました。

若かりし頃のボクは「〇〇はなんで××なんだー!」と矮小な正義感を振りかざすちっちゃな人間で「万ちゃん、そういうことじゃないんだよ。」と諭されて「ぐぬぬ……」ってなった出来事でした。

そして、それ以来見方を変えると確かにその通り。

新聞赤旗は共産党の機関紙だし、読売新聞はジャイアンツ最優先だしっていうのが分かりやすい例ですが、海外はもっとその色分けは顕著です。

メディアってそういうもんだから、一つの情報を鵜吞みにしない、というのは大前提の心得としてボクに根付いている部分があります。

ただ、一連の選挙戦に関してだけ言えば、マスコミの偏向報道がどこもみんな同じ方向を向いていたことが大きな問題と捉えられたのは間違いないでしょう。

メディアが世論を操作しようとしている。その意図はどんなメディアであれ間違いなくあるんだけれども、そこが行き過ぎている現状に投票行動でNOを突き付けたこと自体は素晴らしいことだと思っています。

本来は、マスコミ同士がもっとバチバチやらなきゃいけないんですよ。朝日がパワハラ報道をしたら、フジが逆の見方をして反論したり、とか。

そうしたマスコミ同士のバトルが、視聴者に取捨選択を与えるものであるべきところ、ネットメディアにその座を取って代わられてしまった。

その点についてはマスコミ側は大いに反省しなきゃなりません。

一方、ネットメディア側には大きな問題が一つあります。それは、大多数の発信者が一次情報はマスコミ頼みという点です。

Yahoo!であれライブドアであれ、ポータルサイトに載っている情報源はマスコミから派生するものがほとんどです。独自の取材網を持っている新興のネットメディアなんてありません。

他方、ネットでは専門領域に特化した人が、マスコミでも知り得ないような情報を発信します。そこが伝わるようになったのはネットの良い部分なのは間違いありません。

ただ、そこには必ず「専門領域に特化しているが故のポジショントーク」がありますし、ネット特有の「分かりやすさ・過激さ・単純さ」を熟知した上での意図が必ずあります。

そして、「vs巨悪に勝った!」という結果が見えやすい今、躁状態みたいなポストを見るにつれ、怖いな、と。

マスメディアの情報も、そこから派生するネットの情報も、発信者の意図が必ずある中で

「マスゴミざまぁ!」

みたいな論調に傾いている(ように見える人がいる)その空気感が、すごく怖いと感じます。

本人は冷静に見ているつもりなんでしょうが、そこに感情的な「乗っかり」を感じるケースは、圧倒的にマスコミ界隈よりネット界隈の方が多い。そう見える一連の選挙戦でした。

 

とある方が言っていた

「Weで語るな、Iで語れ。」

がすごくしっくりくるなって。そんな感じです。

改めて自戒する癖

以前妻に「感情の無いロボットみたい」と言われたことがあります。妻だけじゃなく色んな人に言われてきたかな。

振り返ってみるとボクは元々、何かに熱狂している人が苦手だったりします。スポーツ選手のように、ちゃんと道を極めた人が発露の結果としてそうなることにはすごく感動するし、そうした人を見た時には共感して泣いたりすることもあるんですが、その感動を自分から強い言葉で発露することも、当事者じゃない他人の発露もどうしても苦手。

そういう癖を持っていることを改めて思い出しました。

だから世俗から離れたくてパチプロやってたんだっけ、ということも。

じゃあなんでここでもXでも余計な事言うんだって話なんですが、ここはもう正直「ウェブログ」として自己満で書いています。

で、Xはそんな癖を持っていながら世間と関わりたいという欲から来るものなんでしょうね。

 

11/18 ㈪ 22:38。

 

もうそろそろ寝かしつけも終わったろう。

時間調整の為の駄文を行きつけの居酒屋さんで書き終えて、本日も終了です。

皆様の今週も、良き毎日でありますように。


■万回転 プロフィール

  • 1978年生まれ ♂ 
  • 累計15年間パチプロしちゃってごめんなさい
  • CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。
  • 現在は悠遊道動画チャンネルの何でも屋

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