神社やお寺巡りが好きな妹が、七福神巡りの本を持参しつつ「淡路島の七福神巡り行きたいけど、自分やだんなの車は軽だし1日で周るのは難しいかも」と言ってきました。

ああ、これは私の運転で私の新車に乗って連れて行って欲しい、ということだな、と察するのに時間はかかりませんでした。七福神巡りに興味がある訳ではありませんでしたが、淡路島とはいいトコ突いてるな、と思いました。というのは、前々から家内から淡路島へ行ってみたいと小耳に挟んでおり、なら新車で、と返答をしていたから。

というわけで、好天の日に家内及び妹夫婦をマイカーに乗せて朝7時半に出発し、一路淡路島を目指すこととなりました。

舞鶴、中国、山陽自動車道から明石を目指し、15年ぶりの明石海峡大橋。景色を楽しんでもらうよう左車線を走り、渡り終わった所にあるSAに停める。前回には無かった観覧車に驚きつつ、吊り橋断面モニュメントが色付けをされて36000本もの線のリアリティ感無くなったことは残念に感じる。そしてまずは八浄寺(大黒天)へ。

初めてのお寺。橙色の塔が目を引き、手洗い場の七福神がイイ感じ。広く明るい室内はお土産が一杯並んでました。ココでハッピー券を購入(以降、これが無いと講話が聞けないとかあり)。若い僧侶のお話に、私の干支はお金に困らないというのがあり、私に「合っていますか?」との問い。答えて「はい」に、気持ちはもうココだけで周ればいいかも、の念(笑)。

そして次の出発前にナビにメモっておいたお寺の電話番号を登録して道筋を出し、を繰り返すことで全く迷うことなく以降の目的地(淡路島各所にある全7か所のお寺)に到着することができました。で、次は宝生寺(寿老人)。なかなかに狭い道をすり抜け、到着したのはココも最近改装をしたということで新し目のお寺。ココの僧侶も「楽しいことを考える」とかを行えば長生きできる、といった前向きな講話を笑顔でされ、釣られてこちらも笑顔に。

そしてお昼はかっぱ寿司。その後、淡路島を東から西の海岸へ移動(道中に見えたパチ屋もけっこう車停まってました)し、海岸通りをひた走り智禅寺(弁財天)へ。駐車場からはのどかな景色を眺めつつ丘を上がる。丁度バスツアー客もやってきて満杯の中での講話。水の神様でもある弁財天の他、多くの仏様(まつこさんに似た仏様とかも)が並んでいました。

次の長林寺(福禄寿)は唯一の室内写真NG。今までのお寺とは打って変わって室内は狭く暗い。そしてお年を召した女性の僧侶が「この場所はそういう所です。55年間1度も休まずにお参りしてることでお金は貰っていませんがずっと健康を頂いています」とのお話に納得した次第でした。唯一、荘厳さというか霊気を感じた場所ではありました。

そして昭和を思わせる海岸通りから内陸へ入り、護国寺(布袋尊)へ。駐車場からの道路の見通しが悪いのが気になりつつ、丘を上がる。布袋さんと似たような僧侶に納得。帰り際、江戸時代に作られたという庭園も拝見。住宅地にあった次の万福寺(恵比寿)では、七福神の中で唯一の日本人(名前に天が付くのはインド、他は中国由来)。木製の恵比寿さんを撫でて、ということで一番ご利益があるという持ってる魚の尾などを撫でました。

その後、左右に淡路島の名産玉ねぎ畑が続く、地図では狭そうでしたが実際は広めだったオニオンロードを走り、最後となる覚住寺(毘沙門天)へ。到着時には日が傾きかけ、室内は私たち4人のみ。草履を触ると足が丈夫になる、とのことで吊ってあった草履を触る。ちなみに、それぞれで御朱印を貰い、7つ揃えることができ、また、最後に「淡路島七福神巡り」と書かれた短冊を貰うことができました。

また、願掛けは七か所同じものにする方が良いとのことで、健康を祈願いたしました。ちなみに宝生寺で干支祈願おみくじを購入し、結果は「大吉」。内容は、「願い事」思うまま。「旅行」利益あり、行て吉。「相場」買え今が良い。「転居」さわりなし。などでした。

道中に見かけたパチ屋は3軒。うち2軒は営業中でした。また、淡路島には神社200、お寺200あるということで、確かにあちこちで見かけました。そして七福神巡りは一つの観光として成り立ってる。15分ないし20分おきに始められる講話の時間は1日で周れるように短くされてる、と分かりました。

また、それぞれお経に出て来る言葉に「おん〇〇そわか」、と付くのは、私の宗派とは違ってて耳新しかったですね。また、教え〇箇条としてはそれぞれのお寺で言葉は多少違えど、楽しいこと、喜び、嬉しいことを考え、よく笑い、感謝する、の精神を説かれていました。いや~、納得ですね。

妹夫婦からは、もし自分らだけで周ればあちこち道に迷って全部回り切れずに険悪な雰囲気になっただろうから、本当に助かった、と感謝をされました。それを抜きにしても住まいも近く日頃から交流してる妹夫婦らとの車内では笑い話が絶えず、楽しい旅となりました。

そしてそのご利益、というわけでもないでしょうが、必勝ガイドMAX誌5月号での安田プロのページ「つぶれてたまるか!」に「じゃじゃ」の文字が登場をしていました。U氏という攻略の生き字引きような方が亡くなったことを私の記事で知り驚いた。と、U氏のひととなりと共に記事にされていました。

そして予告ですが、以前にクイズにしたその答えを「有料級なデータ紹介?」と銘打って次回のブログで記事にする予定でございます。