今回は言わずとしれた保留連チャン機時代の名機、Fパワフルを採り上げましょう。夢夢ちゃんが初めて登場した台ですね。
ちなみに、大当りしてアタッカーが開く直前に夢夢ちゃんのスカートがチラッとめくれて、パンチラする遊び心もあったんですよ。ああ、懐かしい。

画面は9分割の絵柄で、8ラインのどこかに7が並ぶか、オールフルーツの絵柄で埋まれば大当り。
三共の連チャン機は連チャン率がそんなに高くなかったのですが(20%くらいだったような)、それは釘調整に反映されて、真っ当なホールでは遊びやすかったイメージがあります。

実はこの機種、個人的に後に別の機種で知るまで掴めなかった回る台の条件があり、悔いが残った台でもあります。
その条件は、「カタ部分にあるヤクモノを通過した玉は横へ飛ぶ勢いがあり、ヘソまで届きやすい」というもの。

当時は主にヘソでアケシメをする店でジグマをやっていたから、1台1台を「これはアケば回る台」「あれはアケてもちょっとやそっとでは回らない」と把握していたので、別段困りはしませんでした。
でも、のちのち店廻りをし始めてから入賞ルートが似ているファンキードクターというマルホンの機種を打ち、先の条件を知ったんです。
なんかお金の損ではない部分で、「ああ、俺は追求する努力をサボっていたなあ」と悔しかったっけ。

他にも、同じジグマだったKさんがアタマから右へ流して回していたのを後日聞いたりして、目から鱗だった覚えもあります。
こちらは後年リメイク機のパワフルZEROで天釘狙いで回したのに応用させてもらいました。
(現実は天のワープ通過率を上げる打法だったので、微妙に違いましたが、それを試すキッカケとしてですね)

注)今回も画像「懐かしのぱちんこ名機列伝」様から拝借しました。良いサイトなので、一度閲覧を勧めます。