CR機の導入に当たっては、政治や経済面で大きな力の存在が囁かれていたものだ。カードの利権やら何やらがそれで、自分も疑問は多かったのだが、打ち手にできるのは順応することのみ。

過去にないほど荒っぽいゲーム性は事前に専門誌で覚悟していたのだけれど(友人には「安さんはどうせ打ち込み続けるんだし、50万円分くらいカード買っちゃえば?」とか言われたりもした)、実際に対峙してみると、その通り。
2.5円の時代なのに、けっこうな割で10万コースが飛び出すは、片手の負けは当然だったり(ラッキーナンバー制の店だったので、夕方に無制限でなければやめていたから最高の負けは8万程度。無制限店だったら、もっといったかも)。これは当時ジグマとして居座っていた店がラッキーナンバー制だったのも理由としてあったと思う。

幸いにして初めの一カ月は80万ほどの浮き。回りは徐々に落ちていったし、バリバリ増えていた確変中の出玉も落ち着いたけれど、最終的にはこの機種ではそこそこ当たった覚えがある。

体感器攻略もあったけれど、設置店がべらぼうに多かったこともあり、自分が打っていたホールでは釘に悪影響はなかったのが幸いか。

以後もしばらくは、この手の2回ループタイプを追い、ハマリへの耐性はついたと思う。三日で18万負けとか泣きそうになったけどね。
あっ、弥七のリーチで黄門さまの顔に矢が刺さるのは、今思うとシュールですね。