「オカルト」勝つためには必要無いものだ。
パチンコは究極の形として、マシンになるのが理想だから。

でも、人間だものね。自分だってオカルティなことを考えることはある。
例えば、体調とヒキの関連性。なんでかねえ、自分の中では「風邪とかで具合が悪い中、結果を出すなり釘が終わるなりするまで頑張るぞ!」と、無理した時に限って引けないことがある。
そうすると、バカな考えと承知しながら、「生き物としての力が衰えてる時って、いろんな意味で悪い方に出るのか」なんて思ってしまうのですよ。

もちろん、タネ明かしをすれば、「引けない時期なんてしょっちゅうある。具合が悪い時に結果が出ないと後悔もするし、印象が強く残る」それだけなんだけどね。

別にこう考えたとしても、やることは一緒。体調が悪い時に無理するのはやっぱりいかんし、台に固執もせずに日々を埋めていくのが本道でしょ。
勝つための行動に影響しないなら、何を考えていても結果は変わらない。だから、別にいいじゃん、とね。

ハマっている日も「ああ、今日は神様の機嫌が悪いか、過去のどこかでツイた帳尻合わせをさせられる日か」と思って、自分のフォームの時間まで打つ。これなら、何も考えないマシンになって稼働するのと結果は一緒だし。
同じような意味で、やめるタイミングもある。自分は時刻で区切ることが多いのだけど、21時ジャストにやめるのも、もう5分やってからやめるのも、期待値的にはさして変わらない。
ならば、「今日あった何度かの早い当りのうち、一番深かった所までやろう」もありだし、「今日は友人とたまたま同じ店で打ってるんだから、たまには夕飯で食うために1時間早くやめるか。1時間分の期待値を捨てても、鋭気を養えるならOK」ってのも、自分の中では全然あり。

昔から勝ち方を説いてきた関係で、自分は読者から冷徹なマシン的にとらえられがちなんだが、「基本さえ押さえていれば、あとは何でもいいっしょ」という立場なのです。