正月にクソほど酒のんだ結果仕事がたまりすぎ、やっとこ追いかけて何となく追いついた感じの本日12日。なんとまだ今年は初打ちに行けてねぇ。

パチンコ・パチスロを趣味としてもう四半世紀近くになるけど、12日までホールに行ってない年って多分初めてだ。そういう意味ではかなり歴史的な年です。どうも、あしのです。あけましておめでとうございます!

とりあえずこの土日のどっちかはパチンコ行きたい。負けてもいいからいい加減ハンドル握りたい。この「負けてもいいから」が出る時はいよいよの時で、禁断症状といっていい。んでこの禁断症状が離脱期に入ると「もう行きたくない」に変わっちゃうのを俺は知ってる。いつだったか。俺の中で一回、パチンコやパチスロへの情熱が完全に消えかけた事があるのだ。当時は俺が上京してすぐくらい。なので2009年とかその辺。5号機の黎明期とはいえ既に名機と呼ばれる機種はちょいちょい出てたんだけども、仕事が忙しかったのと生活環境が変わってホームシッカー極まりなかったのもあり、なんかもう打つ気がどうにも起きず。なんとなく行きてーなと思いつつも半年くらいパチスロから離れた生活を過ごしてると、「あ、パチスロが抜けた」という瞬間があった。

ちなみに筆者、それまでほぼ365日ホールに通う程度にはパチスロが好きだった。地獄の5号機初期も併設されてた『秘宝伝』『ウイニングポスト』そしてRT機の『美川さそり座のサラリーマン』『ダイナマイトマン』、さらに『ランボー怒りのパチスロ』『スカイラブ』あたりで乗り切ってむしろ「おもしれえな!」くらいまでモチベーションを持ち続けてたんじゃが、東京出てきて「スン」となり、放置してたら完全に心の勃起力が喪失した。

パチスロが抜ける。これ人生初の体験だったけど、抜けたら抜けたで別になんてことはなかった。

当時はゲームもすげー好きだったし映画も超観てたんで他にやることはいっぱいあったし、そもそも「東京」という街を知るのが先決なので色んなところに散歩に行ったりして楽しく過ごしていた。「パチスロが抜けた」状態がどのくらい続いたかはちょっと覚えてないけども、なるべく正確に思い出そう。上京したのが2009年2月。しばらくは休みの度にパチスロを打ってたんで、多分2009年の6月くらいから完全な離脱期に入ってる。問題は「いつまで」なんだけど、これが面白いもので、2010年の2月まで、というのはハッキリしてるのだ。

その日、俺は足立区の西新井を闊歩しておった。

当時、職場が2つあった。埼玉県飯能市と茨城県守谷市だった。会社は同じなんだけどメンドクセー事に2つの店で店長やってたのだ。ゆえに移動距離がクソ長く、そもそも電車に乗り慣れてないマイカー文化の俺にしてみれば拷問みたいな感じで大層イヤだった。このストレスも相当だったけど、最悪なことに2つの店のうち1つは「クローサー」つまり閉店店舗の後始末として入っており、要するにひたすらクレーム処理だけをやり続けるという地獄みたいな業務内容だったんで、これがまた悪意をぶつけられるだけのサンドバック状態でひどかった。

ストレスで脱パチ。

普通は逆なんだけど、人はストレスがマックスまで行くと外に出なくなるのだ。家帰って寝るだけ。ほんとそれ。あと田舎に帰りたいとしか思ってなかった。この時点で俺は「このクソ仕事は絶対に辞める」と腹に決めており、その妄想をすることだけが生きがいみたいになってた。ああそうだ、もう一個あった。そのクソ会社、日曜しか休みがないクセに休日出勤があった。要するに無休である。ブラックにも程があるんだけども、これもまたスロが抜けた原因でもある。単純に打つ時間がなかったんだね。

で、クレーム処理店舗がやっと一段落して、フッと平日に一日休みが出来た。昼間っから自由に出歩く。それで俺がやったのが西新井の散歩なんだけど、パッとみるとそこに「キューデン」がある。パチ屋だ。東京に来てからパチスロをまだ打ってる時期に何回か来たことがある店だ。ああ、そういえばパチスロってのがあったなぁ。くらいの感じで店に入店。マジで何も考えず座ったのが、新台札がブチ刺さった『パチスロブラッドプラス』だった。

これ、特に原作が好きとかも何もなく、単純に目についた知らない台だから座っただけ。ケツポケットには3万くらいあったと思うんだけど、とりあず一万円ブチ込むつもりでメダルを借り、メダルを入れて、レバーを叩き、ボタンを押し、レバーを叩き、ボタンを押し、レバーを叩き……。繰り返して何度かボーナスを当てたり飲まれたりしつつ、最後の万券をブチ込んだ辺りでストンとレバーが落ちた気がした。フリーズだった。BIG成立時のごくごく一部で発生する、ART300G確定のやつだ。当然当時はそんな事しらんが、何かすげーの引いたなというのはわかった。んでその瞬間、ブワッと毛穴が開いた気がした。

(ああ! 俺そういえばパチスロすげー好きだったわ!)

一回完璧に抜けたと思ったパチスロは、一回のフリーズで完全にまた入ってきた。結局その日は夜まで打って、翌日仕事が終わったあとは、たった二時間くらいしか閉店までの時間がないというのにホールへ行った。毎日毎日毎日。そうして、俺が会社をサボってスロるようになるのには二週間程度の時間しか必要とせず、翌年には会社を辞めて365日スロを打ちつつ駄文をしたためる生活がスタートする。スロスロスロ。ひたすらスロだ。

その! 俺が! 今年! まだ打ってねぇのだ!

これはマジで異常事態だし、もうちょっとでスロが抜けちゃうのである。「いかんでいいや」となるとホントに行かなくなるのでまずい。行きたいと思ってるウチにいこうマジで。とりあえず明後日はなんもねーから、絶対に打つ。絶対にだ。絶対、絶対──!