ホールに対して言いたいことはそれなりにありますが、嫌いな店、なくなっていいと思ってしまうような店は ‘平気で嘘をつく店’ ですね。ある程度の宣伝文句のようなものならいいんですけど、例えば連日絶好調とか、出玉爆発とか、その程度の文言ならまあいいんですけどね。ですが、具体的に機種名を連想させるような文言で煽りまくり、その結果何もナシというような、しょうもないお店は早急になくなってほしいですね。

 個人的な経験ですと、パチスロ4号機全盛の頃、明日は大きな花火を打ち上げますとかHPで煽ってくる店がありました。当然、朝イチで狙う機種は決まってます。結果、昼過ぎには誰もそのシマで打っていないとか、一度でもそんなことをされたら、普通その店には行かなくなりますね。

 この業界が未だ社会的になかなか認知されないのは、こういうところにもあると思っています。嘘をついて平気な業界が発展するわけはないんですね。釘調整にしても、メンテナンスを前提としてとか、釘確認シートの範囲内とか、言い訳は上手だと思います。ですが、液晶画面左の寄り釘がエラく外側に向いているとか、こういうのもメンテや釘確認シートの範囲内なのかと、呆れたことは何度もあります。

 個々の店の問題で、業界全体の話ではないという見方も出来るかもしれませんが、それで放置しておいていいわけはないはずです。駄目な店は淘汰されるからそれでいいと、その姿勢でやってきたから今のように店舗数は激減したというわけではありません。駄目な店が淘汰されただけでなく、マトモな店もあおりを食って全体の店舗数が激減したということでしょう。ひどい店でひどい目にあった、もうパチンコ (パチスロ) は打たないというユーザーは相当数いることでしょう。いわゆる休眠客もそうですが、そういうお客さんに戻ってきてもらうにはどうすればいいのか、きちんと考えるべきだと思います。

 好きな店ですが、遊びに来てくれるお客さんを大切にする店が個人的には好きな店、客観的に見てもいい店と言っていいと思います。勝てる台はもちろんあるんですが、ボーダーギリギリからせいぜいマイナス2くらいの調整の台が大半で、常連客は勝ったり負けたりを繰り返し、まあ社交場みたいになっていると。当サイトの佐々木真氏のコラムにもあるのですが、人間同士のコミュニティを大切にする店ですね。決して取り過ぎず、返す時はきちんと返す、マナー違反、ルール違反の類には厳しく対処する、そういう店は間違いなくこれからも生き残ると思います。

 今や大手チェーン店がほとんどなわけですが、そういう店でも個々の店長なり責任者なりが頑張ればいい店はできる、コミュニティを大切にする店として現実的にきちんと具体化できると思います。それを売上至上主義に則り、回収することしか考えていないような店は当然店員と客のコミュニティも希薄でしょうし、客側としてもせいぜいが天井狙い、遊タイム狙いくらいしかできないとなるわけで、これでは常連になる客が増えるわけはありません。

 業界に対する愚痴みたいになってしまいましたが、2023年4月末時点での組合加盟店舗数は約6600軒で、これは1995年の18,000軒に比べて3分の1近くにまで減少したわけです。これでもまだ危機感がないのか、スマパチやらスマスロやらでV字回復でも狙っているのでしょうか、システム導入に莫大な費用がかかるうえ、台の値段も決して安くなく、それでも店は何とかやりくりできる、お客さんも戻って商売繁盛で笹もってこいと、業界全体として本気で考えているのでしょうか。どうにもこういう感覚を見直さないと、店舗数が5千を切る日もそう遠くないような気がするのですが、どうでしょうか。