今回のテーマは【座右の銘】。パチンコ、パチスロを打つにあたってですが、やはり最終的には金銭が絡んでくることゆえ、「非常に厳しい言葉を幾つか心の片隅に留めておき、それを座右の銘としています」なんてことはなく、自分の拙い経験則から、まあこれくらいは念頭に置いておこうと、その程度のことです。

 以前もどこかで似たような話をしたかもしれませんが、もう10数年以上も前の話になります。世田谷の某店で確か12時開店だったと思うのですが、沖海の甘デジに座り、これが千円平均25回回ってくれて、流石に今日の勝ちは約束されたと取らぬ狸の何とやらで黙々と打ち続けたのですが、とにもかくにも初当りが遠く、何度か当たっても今度はST連せずで、出玉が一向に増えないのですね。

 それでも甘デジゆえ、さすがに500回やら600回越えのハマリはなかったと思いますが、300回から400回程度の中ハマリを何度か食らい、追加投資の雨あられで気分は最悪、当時は遊タイムなんて救済処置はなかったわけで、デジパチの理不尽さを痛感した次第です。夕方を過ぎても、特にいい感じで当たりを引き始めたなんてことはなく、たまに早く当たってもやはりST連はナシ、それでも回り具合は悪くなく、250個の打ち込みで25回転前後はしっかり回ってくれるわけで、これではヤメるわけにもいきません。

 そんなこんなで粘り倒したものの、結局閉店20分ほど前でヤメた覚えがありますが、確か最終的な出玉は2500個ほどで投資は3万ジャスト、貯玉再遊技はやってなかった店なので、普通に7500円ほど換金して帰りました。展開に恵まれないことは普通にある、また明日打てばいい、頑張って朝から並んでまた同じ台を打てばいいんだと、帰りの小田急線の中で自分に言い聞かせ、帰路に着きました。

 翌日、気合入れて早起きし、きちんと9時半には並ぶようにしました。で、10時の開店と同時に店内に入り、速攻で昨日の台を抑えたまではいいものの、釘が明らかに変わっており、店は黒字のはずなのにどうしてシメるのかと、一人憤慨。たかだか甘デジではないか、10万、20万取られるわけでもなかろうに、なんだかなぁと半ば呆れ、席を立ちました。明らかに一叩きから一叩き半くらいヘソがシメられており、これでは18も回ればいい方だろうと、まあ店の営業方針なのでしょうが (出ようが出まいが、 アケは1日だけ)、何だか悲しくなりましたね。

 ここで教訓、座右の銘【いつまでも、あると思うな回る台】。 誰が言い出したのかは知りませんが、非常に的を射た表現と思います。また、類義語として「いつまでも、ないと思うな大ハマリ」という言葉もパチンコ、パチスロを打つ際は絶えず頭に入れております。

 また他に類似の表現として【必ずや、勝てると思うなグランドオープン (字余り)】や、ようやく入ったRUSH (STや確変等も含む) がアッと言う間に残りわずかになってしまった時など、ついつい気分的に打ち出しをやめて一呼吸つきたくなりますが、そんな時は【RUSH中、休んだところで意味はない】との格言を座右の銘として、思い起こすようにしています。そのおかげか、先日はエヴァ15で確変の初当り後、特に何も考えずに右打ちを続け、普通に抜けたと思いきや、163回転目に351と奇数が並んでおりました (嬉)。

 パチンコ、パチスロは頑張れば手持ちのお金が増える遊技と言えますが、そこには個人個人、自分なりの楽しみ方があろうかと思います。無論、基本的な仕組みは理解しておかなくてはいけませんが、パチンコ、パチスロに関わっていく中、自分が体験したことから格言や座右の銘的な言葉を念頭に置いておくのは悪いことではないでしょう。先日もこんなご教訓を授かりました。【遊タイム、あと数回転でなぜ当たる】(笑)。