禁煙コーナーの稼働が上がっている事実!

同ホールでは顧客の喫煙アンケートを取ったところ、58%が喫煙者で、かなり喫煙率が高い。しかし、吸わない人は42%いるわけで、42%の意見を聞いた結果が禁煙コーナーを設けることにつながった。

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禁煙コーナーの稼働率に関する詳細なデータは公表されていないが、驚いたのは該当ホールにて取ったというアンケート結果だ。

かつては、パチンコユーザーの喫煙率は70%を優に超えると言われていた。

実際、筆者の周りのパチプロでタバコを吸わない人はごくわずかだし、周囲の一般客を見渡しても70%超という数字がウソではない体感があった。それが60%を切るまでになっているとは。

 

ここ最近は、確かに喫煙者が減っているのを感じる。老若男女を問わずマスクの着用率も著しく上がっている。

それでもユーザー層はホールごとに異なるわけで、設備の問題もある以上、禁煙化・分煙化に踏み切れないホールがあるのは一定程度は理解です。

ならばこそ、「せめてこれだけは」と声を大にして言いたいのは分煙ボードの大型化だ。

たまに見かける半円形の中途半端な分煙ボードは全く意味をなさない。分煙ボードを導入していながら、小型のタイプを使うホールは全く持ってユーザー心理を理解していないように思う。

咥えたばこをするユーザーが隣に座った時は、喫煙者ですら辟易するものだ。

せめて、椅子のひじ掛けまでは伸ばせて上下を覆う真四角のタイプでないと、全く煙避けにはならない。

それとて、服に匂いがついてしまう問題の解消にはならない。細かい事で言えば空調や出入り口付近の風による煙の流れ方も、どこまで配慮しているホールがあるだろうか。

 

筆者は一日2箱を吸うヘビースモーカーだが、ホールの禁煙化には賛成だ。少なくともそれでホール(台)を選んだ事はない。禁煙・喫煙コーナーが併設のお店ではなぜか禁煙コーナーの方が釘が渋いケースが多いのだが……そこからまず見直してみる必要があるかもしれない。

いずれにせよ、喫煙者にはマナーが求められ、ホールには世の流れを感じる力が求められている。