ただでさえ景気が悪く、つまらない、金がかかる、依存症やら何やらでイメージは悪くなる、ホールにとってはいいことなんて何もない状況なんだから、潰れる店が増えるのは当たり前だろう。まあ、今後の展開に希望が持てるのならまだ頑張ろうという気にもなるのだろうが、今月から新規則が適用されるわけで、見切りをつけたホールが多かったということだ。

━━東京商工リサーチは1月31日、2017年における全国のパチンコホールの倒産状況をまとめ、同社ホームページ上で公表した。

それによると、2017年の1月から12月までの負債1,000万円以上のパチンコホールの倒産は、前の年から17件増の29件で、3年ぶりに前年を上回った。5号機問題の影響で倒産が144件とピークに達した2007年以降、2014年を除き前年を下回っていたが、2017年は大幅増に転じた。

~中略~

東京商工リサーチでは、「出玉規制で射幸性を抑えた『パチスロ5号機問題』が落ち着いた2009年以降、倒産は減少していたが、パチンコ出玉の上限を今までの約3分の2に抑える改正風俗営業法施行規則が適用される今年2月を前に、再び増加に転じた。減少する遊技客の奪い合いで中小ホールの経営は厳しさを増し、資金力のある大手ホールが新規出店や買収で攻勢をかけている」としている━━

~以上、遊技通信webより抜粋~ http://www.yugitsushin.jp/news-list/

 攻勢をかけるのは結構だが、大手ホールがどんどん出店したところで、遊技人口は減少しているというのはどういうことなのか、一考してもらいたい。中小の店が切磋琢磨して競争していた頃が一番良かったと、個人的にはそう思う。