健康経営優良法人という、あまり聞いたことのない名称だが、経済産業省の認定制度らしい (━━地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度━━経済産業省HPより)。

 従業員の健康管理は切実な問題であり、とかく叩かれがちなこの業界において、最大手のホールチェーンが経産省から顕彰されたというのは素直に褒めていいと思う。

マルハンは2月20日、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2018(ホワイト500)」に認定された。ホワイト500とは、健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や、中小企業等を認定する制度。同社ではかねてよりマルハン健康保険組合と協議しながら「マルハン健康宣言」の「健康への7つの方針」に基づき、従業員とその家族にかかわる施策を展開。昨年にはその取り組みや成果に対してポイントを付与する「ヘルスケアポイント制度」も導入するなどして、従業員の健康管理を行ってきた。~以上、遊技通信webより抜粋~http://www.yugitsushin.jp/news-list/

 以前、マルハンを取材したことがあるのだが、福利厚生に関して相当気を配っていることがうかがえた。従業員に対する会社の姿勢は、そのまま打ち手であるお客に対しても表れると考えるのが自然なわけで、ホール内の環境的諸問題 (騒音、空気、接客等) もより真剣に考えていただきたいと思う。機種そのものの射幸性云々のみならず、この問題が現在の客離れを招いている一因でもあるのだから。