ベラジオ社長が「スロットとカラダで稼ごうや!サクラ炎上騒動」について語る 数百本の抗議電話、毎日500万円相当の貯玉が引き出される・・・(パチンコ・パチスロ.com様)

 ホームページ上で公開した日から、本社や該当店舗には1日数百本の抗議の電話やメールをいただきました。「やっぱりサクラをしていたのか」や「不正行為を行った人をしっかり処分してほしい」といった内容が多かったです。

 並行して、様々な影響も出てきました。お客様が自分のパチンコ玉やメダルを景品に換えずにためておく「貯玉」という仕組みがあります。この貯玉が一斉に引き出されました。貯玉の額が増える日も減る日もありますが、全体で多くて1日数十万円ほどです。ところがこの時期は数日で500万円に相当する貯玉が減りました。失望したお客様が一気に引き出されたのだと思います。

 さらに取引のある銀行から聞き取りをされました。該当店舗が営業できなくなるようなことが起こるのか、なぜこういうことになったのかを聞かれました。この銀行からは新規店舗出店の資金を借りる予定でしたが、様子を見たいということで融資はいったん中止になりました。新卒採用を予定していた学生の方のご両親からも心配だとの連絡をいただいたこともありました。あらためて会社の存続を揺るがす大きな事態だということを認識しました。

 このようなことは二度と起こってはいけません。現在は再発防止策を施しているところです。例えば今回の問題になった設定に関しては、別の人物がダブルチェックを行う、定期的に第三者が店舗を訪れて、申告内容と実際の設定に違いがないか監査するということを始めています。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/279177/022600037/?P=2&mds(日経ビジネスオンライン)

悠遊道でもコラム等で取り上げさせて頂きましたが、昨年の流行語大賞(?)「スロットと体で稼ごうや」を生み出したベラジオ事件。まだ記憶に新しい方も多いかと思います。

サクラ行為は持ち掛けた店舗側の人間は勿論、打ち子になった人間も刑事訴追を受ける可能性のある立派な犯罪行為です。

パチンコ業界におけるホールの法律上の立ち位置からして、こういった事件は表に出る出ないに関わらず絶える事の無い不正行為ですが、少しでも撲滅の方向に進まなければいけませんね。