パチンコ、パチスロを嗜む者にとって、「ホール選び」と「機種選び」は永遠の課題とも言えます。
勿論、正解は人それぞれですし、私自身は「立ち回りやすいホールで、低リスクを意識しつつ好きな機種を打つ。」と言うのを基本のスタンスとしています。
その辺の部分については、これまでの実戦記等でお判りいただけていることかと思います。
ただ、今回の実戦では、完全に諸々を度外視して臨んでいます。
果たして、どのような意図で何の機種を選んだのか。結果はついて来たのか。
気になる実戦内容は、この後すぐ!
・実戦ホール
→筆者地元(都内)の駅近郊スロット専門店
・ホール特徴
→王道の機種構成タイプ
・交換率
→50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
→平成30年 9月16日(日)
・実戦開始時間
→12時45分頃
8月・9月は、仕事上で重たい案件が連なっており、思い通りに実戦が出来ておりません。。
そして、気付けば10月には6号機第一弾機種となる「HEY!鏡(大都技研)」もホールデビューとなります。
既に2月の改正法施行に伴って「法律上では6号機時代」となっていますが、遂に名実ともに「6号機時代」となるワケです。
ただ、始まりがあれば終わりがあるのが自然の摂理。
要は、「5号機各機種とのお別れが徐々に近付いている。」と言う事にもなります・・・
そのせいか、基本的には冒頭に書いたような「立ち回りやすいホールで、低リスクを意識しつつ好きな機種を打つ。」と言うポリシーでありつつも、「思い入れの強い機種を打っておきたい!」と言う意識も強まっています。
そんなダブルスタンダードな状態で臨んだ久々の実戦ですが、後者の意識に基づいて選んだ機種はこちら。
化物語(Sammy)
数ある5号機の中で「最も好きな機種」を聞かれれば、迷わず本機を挙げます。
原作小説やアニメ、楽曲等も勿論好きなのですが、それらを含めた世界観をパチスロと言うフォーマットの中に完全にトレースされている点がとにかく素晴らしいです。
勿論、それだけでなく、パチスロとして見ても「当たりやすいAT」に「ゾーンの概念が無く何処からでも打てる」、「AT中のヒキ次第でどうにでもなる」等、打ち手的にありがたいポイントも多いんですよね。
そんな本機ですが、今では設置されていること自体がレアな部類になりつつあります。
まぁ、時代の流れゆえ、仕方ないです。。。
そして、本日の実戦ホールもバラエティに1台を残すのみと、設定への期待は皆無ですが、思い入れ優先で打つことにします。
実際、前述の通りに低設定域でも「AT中のヒキ」でどうにかなりますし、実際幾度もどうにかしていますのでね。
と言うことで、マイスロのパスワードを入れて打ち始めると、投資1本目でいきなり強3枚ベル。
出現率[1/8,192]or[1/7,281.8]のレア役なので、「これが某神だったら・・・」と思いたくなりますが、本機でそう言うことを考えるのは無粋。
むしろ、CZ「解呪ノ儀」確定かつ内部状態を問わずに解呪連にも当選しますので、喜ぶべき場面です。
そして、この強3枚ベル契機のCZは消化途中で発展し・・・
大PUSHからAT「倖時間(ハッピータイム)」獲得!
CZ中に追加投資1本があったものの、打ち始めから70Gでした。ありがとうございます。
本機のATについて復習しておきますと、所謂「G数管理型」ではなく「差枚数管理型」となっており、初期枚数は150枚固定(※ロングフリーズ契機時を除く)、上乗せも「枚数」で行われ、特化ゾーン「倍倍チャンス/超倍倍チャンス」による「枚数×倍率での上乗せ」若しくは「擬似ボーナスでの上乗せ」を目指すゲーム性となります。
初期枚数が固定であるが故に、上乗せ特化ゾーンの当選ハードルは比較的低く設定されていますので、先ずは倍倍チャンス獲得を目指していきます。
すると・・・
このATではサクッと倍倍チャンスを射止めるも、6枚×8倍の48枚乗せと、しょぼい結果に…orz (※公称平均値:100枚)
そのままATを駆け抜けて、213枚獲得となりました。
ただ、前述の通りに強3枚ベル契機にてCZ「解呪ノ儀」からATを射止めていますので、AT終了後は「解呪連モード」が確定しています。
すると、AT抜け46Gで早速CZ「解呪ノ儀」に入るもAT獲得ならず。。。
だが、解呪連モードは続いていたようで、72Gで再び解呪ノ儀を射止め・・・
最終Gで変則回胴停止!
擬似遊戯を用い、4コマを超えるリール滑りや左の停止ボタンで右リールが止まったりと、まさに「怪異」的な挙動であり、本機に引き込まれる要因となった演出のひとつです。
勿論、これが意味するのはAT当選となります。ありがとうございます。
・・・が、このATでは上乗せは無く154枚獲得にて終了。
更には、AT後に謎ストックがひとつ出てきたものの、同じく駆け抜けで157枚と、巧いのか巧くないのか・・・。
落胆しつつも、AT後は50G間内部状態がHIGHモードとなりますので、続行します。
すると、AT後26Gで解呪ノ儀!
まだ解呪連モードを抜けていないようですし、ココを活かしておきたいところ。
ただ、願いは大抵虚しい結果を伴うものでして、ATは獲得ならず。。。
なれど、57Gにて再び解呪ノ儀を射止め、4発目のATへ。
そして、このAT開始から12G目で・・・
逆押し怪異狙え指示から怪異揃いにて倍倍チャンス確定!
更に、倍倍チャンス2G目にて上乗せ先読み告知+逆押し怪異狙え指示!!
そして、右リール中段に怪異図柄停止!!!
実践上、かなり熱いパターンです。
「お願いします」と心の中で祈りつつ、中・左と怪異図柄を狙って・・・
貰った!
倍倍チャンス中の逆押し怪異揃いは、0G連の倍率加算「Extra Service」確定です、ありがとうございます。
ただ、この0G連は単発終了・・・orz
まぁ、100%当選の反面、半分が継続率50%への振り分けとなるので、ここは致し方なし。
むしろ、「当選率20%の別抽選」の方が重要です。
と言うことで、ここでは枚数もですが撮れ高・・・いや、本機の場合は「蕩れ高」を得ておきたいところ。
そんな私の願いと化物語への愛着が・・・
結実!
上位枚数乗せ特化ゾーン「超倍倍チャンス」いただきました!ありがとうございます!!
読んで字の如く、上乗せ性能が数G間飛躍的にアップします。
ちなみに、本来は5~7Gから振り分けとなりますが、逆押し怪異揃いからの当選時は5G固定となります。
と言うことで、この超倍倍チャンスを含めた結果ですが・・・
10枚×43倍の430枚上乗せ。十分です、ありがとうございます。
その後、しょぼ目の倍倍チャンスを2発絡めて・・・
このATでは739枚を獲得。(※表示枚数は引継ぎ)
そして、AT終了後の引き戻しゾーン「夢の時間ヲ終わラセルな」にて・・・
1G目に変則回胴停止!
実践上、ここで変則回胴停止が発生した場合は次Gがレア役となっています。
と言うことで・・・
想定の通りに、次Gにてレア役一確の停止形。(スイカorチャンス目or強10枚ベル)
この引き戻しゾーンは3G内にレア役を引けばAT確定ですので、この時点で1set当選となります。ありがとうございます。
そして、このATでは倍倍チャンスを1回射止めて180枚を加算。
その後は駆け抜けて371枚獲得にて終了と相成りました。 (※表示枚数は引継ぎ)
枚数も一撃4桁になりましたので、この勢いをそのままに更なるAT連荘を・・・
・・・と、思っていましたが、どうやら解呪連モードも抜けた模様。
設定推測の面ではまだ何とも言えませんが、好きな機種でそれなりの出玉を得られただけでも十分。
まして、そもそもバラエティの扱いが良くないホールですので、根拠が無いならば長居は無用。
と、言うことで・・・
※店名、店員氏のサインはマスクしています。
短時間ですが、これにて実戦終了としました。
結果ですが…
投入: 100枚
回収: 1,280枚
差枚:+1,180枚
となりました。
完全に「思い入れ重視」の機種選びによる実戦でしたが、どうにか結果が伴ってくれました。(安堵)
そして、久々に本機を触りましたが、ほんと「良くできた機種だなぁ。」と、再認識しました。
とは言え、おそらく本機を打つのはこれが最後かなと。。。
現状で認定機扱いになっているとは言え、設置は無期限ではないですしね。
そう言った意味で、思い入れの強い5号機がある場合は、後悔せぬように「惜別の一戦」に興じておくことをお勧めします。
次回の実戦記は10月になるかと思いますが、10月より普段の実戦に加え、個人企画として「検証実戦」のようなものも行おうと考えています。
ちなみに「何を検証するのか」については、来月末頃までのお楽しみと言うことでお願いしますw
そんな伏線を張りつつ、第20戦実戦記を〆たいと思います。
(K.S.Yuki)
【おまけ】
マイスロ上の今回の実戦データについても、参考までに貼っておきます。