先週の土曜日のこと。2週間ほど前に落札済みだった「祭の達人@山佐」の実機を引き取りに、ケンシロウ君と車を走らせ小一時間。無事、入手する事が出来ました。

いやぁ、これは嬉しい。しばらく市場に出ていなかったところ、たまたまメルカリで出品されていたので購入したのですが、譲って頂いた方がすごく台を大切にされるコレクターの方で、とても15年前の台とは思えないほど隅々までピカピカ。聞くところによると、購入した台は必ず一度バラして掃除するとか、数百台所有している実機には必ず1週間に一度は電源を入れているとか。お陰でストックも普通に残っている状態で、譲り受ける事が出来ました。

なぜ今祭の達人なのか、という点については「好きだから」としか言いようがないのですが、まぁ生配信でも使えるし、色々な思い出がある台なので、このような状態で入手できたことがとても嬉しい。そして、何より、出品者の方のように、台を大切にしなければということを再認識した次第でございます。

 

さて、そんな生配信のお話。

最近常々考えているのは、なぜ悠遊道で動画を作るのか、という点。勿論、広告を付けている事からも分かる通り、一定程度のお金目的である事は間違いないのですが、主目的がそこではないのも確かです。

動画はとにかく時間がかかる。撮影から編集・アップまでの労力とメンバーが出来る事を考えた時に、今やレッドオーシャンとなっているYoutubeで今から新規参入したところで本格的な収益を生むためにはよっぽど尖った何かをやらないといけないと思っています。

では、なぜやるのか。

単に楽しいからです。

毎週末、ケンシロウ君と平岡さんと、そして見て下さる皆さんと、やいのやいの言いながら好きなパチスロを打って、お酒を飲んで……そこに何のしがらみも駆け引きも計算もありません。そんな場が今はとても楽しい。

で、本来のYoutubeってこういうもんなのかな、とも思っていたりします。

動画を毎日あげる、検索を意識したタイトルをつける、サムネを目立つように作る、沢山のお金をかけてバズりを狙う、迷惑行為で炎上を狙う等々、Youtubeでお金を生もうとするならば、資金力・戦略・高度なスキル・演者の力量等々必要とされる物がとても多い。加えて指定台を当然のように利用する図太いメンタルも必要です。霜降り明星のような今をときめく芸能人が参入するような世界に、素人が参入して結果を残せるような状況ではなくなっているように感じます。

でも「お金」から離れさえすれば、本当に自由に楽しい事が出来る。悠遊道としての動画のスタンスはそれがベストだと思うし、その中で個々が一つ一つの事を楽しめる場として機能するなら、お金なんて後から少しだけついてくればそれで十分。よくよく考えて見るとそれって、悠遊道がスタートした際から変わらない根っこのスタンスなんですよね。

勿論、本業ありき、生活ありきの話なので、「仕事」としてやってるチャンネルと比べれば何もかも劣るわけですが、それでも見てくれる方がいるというのがYoutubeの面白いところでもあり、奥の深さなんだろうな、と。だって、ボクやケンシロウ君、平岡さんがパチスロ打ちながら腹筋しているという、確実にやる前には想定していない謎の配信を見てケタケタ笑ってくれる人がいるんだから。そこの輪がもっと広がったら素敵やん?現実的には色々な障壁があるけど、妄想するのは勝手やん?そんな心境。

そして、大切なのがこういった活動には自発性・能動性が何よりも大事ということで、誰かが「やりませんか?「やって下さい」って言って始まったところで、受け身で始まったナニカは決して長続きしません。仕事じゃありませんからね。

 

さて、そんなボクの考え方を前提に、昨日著名ライターの方たちに「こんなん面白くないですか?」「今一番面白い事って何ですか?」とアレコレ掘り下げてみようかな、と。どんな反応が返ってくるのかな。もう、単に家でパチンコ・パチスロを打つ事は楽しい事ではなくなってしまっているのかな。これから先、チャンネルに変化があってもなくても、それが答えなわけですが、少なくともボクらは今後も土曜の生配信を続けていきますので、今後とも悠遊道チャンネルを何卒宜しくお願い致します。


■万回転 プロフィール

  • 1978年生まれ ♂ 非業界人
  • 好物はアナログ機とリーチ目メインのスロ
  • パチプロ時代に当時タブーとされていたCR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上。
  • それを機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。現在は別業種のフリーライター・エディター他便利屋業

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