ガースー総理に対しての風当たりが厳しくなっているようだ。ニュースやワイドショーでは
「棒読みで発信力がない」
「対応が後手後手」
とか、現政権に批判的な自分でも可哀想に思うくらい。

まあ、それも止む無しかと思う。1月の報道ステーション出演時で緊急事態宣言の延長に対しての質問に、「仮定の話は考えない」なんて堂々と言っちゃうくらいだもんな。生放送に見せた事前収録なのに…。
リーダーってのは、誰よりもいろんな可能性に目を向けて、先回りした対策を取るべきだ。それが下にいる者達の安心に繋がるんだし。

柔軟さもリーダーの要素だと思う。
今もGO TO政策に拘っているのを見る限り、「謝ったら負け」的に持論を訂正したくない人なのかも。
困窮してるのは観光業だけじゃない。そこを突かれて認めないんじゃ、ちょっとねえ…。

他にも「人を使う能力に欠ける」なんて声もある。これって番頭さんタイプってこと?

パフォーマンスなんて、自分はなくてもかまわないと思っている。要は結果を出せばいいんだから。

しかし、政治家ってのも難しいよな。国民にとってありがたい人は清廉潔白で、活力と能力は高い物を要求される。この両立って可能なの?
バイタリッシュな人は多くが、上り詰める欲や豊かな暮らし(まあ、お金だよね)を求める。かといって、私欲がない人はたいていがダウナー系のダメ人間。
ああ、日本に奇跡的に宰相に向いた人は出てくるのだろうか…。