ツイッタランドって言葉、誰が考えたんでしょうね。

ワードセンスありすぎで、最近ライターなのか動画編集者なのか無職なのか良く分からない毎日を過ごしている人間としては、こういったパワーワードをいつか生み出したいと願う毎日です。

さて、今週はいつにもましてパソコンにかじりつく日々。

８～９時に起床してすぐパソコンの電源をON。重くてスっといかない編集ソフトの立ち上げをタバコ吸いながら待って、あとはひたすらカタカタするかご飯とお風呂しかないわけですが、ベランダでタバコを吸っている時にサラーっとツイッターを流し見するのが日課になっております。

先週も書いた30万円の人とか、某被害者の会とか、その時々でHOTなネタが流れるもんだからつい編集の手が止まってしまう。

そんな中でも今週気になったのは以下の２点でした。

ひぐらし祭２ わざと400ヤメ問題

パチスロひぐらしのなく頃に祭２は、他の６号機や遊タイム機に比べて打ち出し・ヤメ時の自由度が高い台だと思います。

ただ、勝ちたいならヤメ時は明確にCZ転落後。ARTには入れられず、CZが転落する際、２コマ目押しをして、次回CZまでの周期を200Gにするか400Gにするか。遊技を続行するなら当然200Gになるよう目押しするところを「わざと400にしてヤメる」と発言した演者さん？それを肯定した編集担当？がいたことが話題となりました。

まず自身のスタンスを言わせてもらえば、初代ひぐらしも含め、わざと目押しをミスしてやめたことなんて一度も無いです。止めようか迷っている状況で「ミスっちゃった（初代はビタ押しなので）し止めるか」みたいなのは勿論ありますが「よし、これでヤメ！」という時も必ず目押しをして止めます。

ホールの稼働が、とか次の人が損しないように、とか……その為も勿論あるけど、それ以前に最後の一押しまで全力で。これがスロッターでしょう。違う？

 

こんな話はルールでは勿論ありません。どう打とうが本人の自由です。

その上でマナーかと言われても違うと思います。自分が飲み食いしたゴミをそのままにして退店したりタバコをポイ捨てするのとは全く違う種類の話なので。

そして、わざと400Gにしてヤメたとて、ホールやひぐらしの稼働が下がるかどうかという話も、何のマスデータも持っていないのでボクには分かりません。だから、そういった尤もらしい話でしたり顔をする気もサラサラありません。

 

ただ。

ただね。

すんごくシンプルな話。

幼稚園の時習わなかった？小っちゃいころ誰かに言われなかった？

人に優しくしようね？人に迷惑をかけるのはダメだよ？って。

 

ちょっと話は変わりますが、今は亡き某雑誌の旅打ち人が「ペナ打ちで数百円得した」ってドヤ顔で語ってるのや、それを平気で掲載する媒体を見た時と同じ物を今回感じました。

自分は関係ない（得する）。後の人がどうなろうと関係ない。なんなら損してくれた方が回りまわって俺が得する。

死ぬほどダサイよね。

死ぬほどダサイ。この考え方。

大事な事なので二回言いました。

パチンコ・パチスロはホールを介した打ち手同士の奪い合いだから、勝ちに特化するならそら正論ですよ。でもさ、品格ってもんがあるじゃない。表に出てる以上。それこそ期待値にしたら数百円レベル、数十円レベルで自分の後に打つ人に損させたって話をドヤ顔で広めて一体あんたら何がしたいのさ。マジで意味が分からないｗ

え？何も考えてないって？？

うん、アホだね。

そんな事より、次の人に気持ちよく打ってもらおうよ。好きで打ってるんでしょ？パチンコ・パチスロ。

知らんけど。

はい、次。

止め打ちはゴト問題


※画像はクリックで拡大

これもねぇ、根っ子は同じ物を感じるよ。ひぐらしの件と。

まず止め打ち禁止がハウスルールで定められているという話とぱちんこが遊技として認められる為の要件とどちらが法的に優位なのかという点については、明確な見解が無いから語る気はありません。

これ、昔から散々言われている話ですが、本気で争った人なんていませんからね。どっちも得しない話ですから。

その上で。

この話を見て思うのは「他責ここに極まれり」という情けなさ。

いや、そもそもそんな台作ったのあんたらやんけ……と。客があの手この手で勝とうとするのは当たり前で、いわゆるキズネタって作った側の落ち度じゃないの？と。

はるか昔の話で言えば、体感器だって最初はゴトではなかったわけだけど、そこは明確に窃盗と定められた過去があります。その上で、じゃあ止め打ちは窃盗なのか。犯罪なのか。

これね、画像の原稿を書いた人のように、業界側の方が本気でそう思ってるならそうすればいいと思うんです。業界をあげて止め打ちや目押し等の技術介入を無くす方向にしたって別にいいんですよ。それでも面白ければパチ屋に通う人はいるだろうし、業界も大きくなるはず。

で、以下もマスデータなんてボクはもっていないから所詮机上の空論になるんですが、

・技術介入を徹底的に排して

・誰もが公平な場として

・誰もが公平に負ける機械を並べて

それでパチンコ業界って生き残れるんですかね？？だったら公営でよくね？って話になるわけですが。

あっちは青天井だから射幸性では絶対に勝てない事に加えて、競馬にしても競輪にしてもボートにしても、人間なり馬なり、決して計算通りにいかない生き物だからこそ生まれるドラマがあるわけです。

とても不謹慎な言い方になるかもですがサイレンススズカが亡くなった時にファンが馬券の勝ち負けを超えて涙し、後世に語り継ごうとする感情・共感が分かりますか？と。「機械を介すしかない」パチンコ業界が生き物が生み出すドラマ以上の感動なり共感なりを提供できると本気で思ってるならそうすればいいと思うんです。

それ、間違いなく破滅の道だと思いますが。ボクの勝手なフィーリングでしかありませんけどね。

 

今、色々と動画にしているレトロ台から色々な事を感じたり、業界の歴史を学ぶにつれ、ぱちんこ業界というのは他のギャンブル以上に「勝てると思わせることができる」からこそ成り立ってきたんだと思っています。

勿論、名機と呼ばれる台は多い。それらは今打っても楽しいと思えるナニカを確かに持っています。

ただ「感動」レベルまでいくか？といったらそうじゃないと思うんですよね。少なくともボクらみたいなパチンコにどっぷり浸かってきたような変人以外の一般人にとっては。

情報化が進み、ネットで誰もが勝ち方を知れる時代になって、それでもスペック丸裸な機械を扱うしかない以上、デジパチ一辺倒で止め打ちも排して、なんて破滅の道にしか見えないわけですが、更なる上塗りとして日遊協みたいな主要団体が「技術介入は犯罪」と公言しちゃう。

なんなの？ぱちんこファン減らしたいの？？ｗ

 

ツイッタランドは本当に楽しいところですね（棒）

■万回転　プロフィール

  • 1978年生まれ　　
  • 累計15年間パチプロを経験
  • CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。
  • 現在は悠遊道動画チャンネルの総合プロデューサー兼ライター

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