継続率ンが、という嘆きを見聞きしても、数字に極端に弱いし、今ひとつピンと来ていませんでした。経験至上主義ではありませんが、身をもって感じなければ、理解できないんです。

どこかボンヤリしていたものが、月末のドラマチックな展開により「脳が痺れる」感覚を味わいました。

　ミドル機を打ったからです。

マイナスだった収支は２台のミドルがハネて、あっという間にひっくり返りました。15,053円マイナスから、こう！

ベ～ン！

　パチンコって本当に──。

実戦動画を見て、自分の収支を見て「最後まで勝負はわからないんだな」と、思わず口から出た場面は数知れず。

呪いの７日間２での３万発では「たまたま感」でした。今回、スペックの真の意味をわからせ、大逆転をもたらした２台とは、真・牙狼と書いてシン・ガロ、禁書目録と書いてインデックスです。後者に関しては、何も起こらないとボヤきまくった前回の初打ちと雲泥の差。

鮮やかに16連！

実はこの頃、マイホでは遊パチが大人気。台を選べず、ライトミドルではヘーケに泣かされてばかりいたので、遊タイム付きミドルをまったり打ってみようと考えたのです。私が行く２店は、前日に何回まで回されて終わったかのデータはありません。だからどちらもゼロから打ちました。回りがよくなければヤメればいいし、遊タイムがあるんだから、最悪でもそこまで行けば一回は当たるわけでしょ。そう思えば遊タイムって、悪くない仕様かなと思えてきます。遊タイムスルーした事もありましたけど。

しれっと失敗した牙狼コレクションてのもありましたが、シン・ガロはたまんなかったです。再プレイの1,125玉が、あ～らよっと21,674玉に！

ひゃーぃ！

久方ぶりに燃え上がるような「あの感じ」を堪能できました。いつも思いますが、牙狼は本当に美しい。１パチから４パチに移行した頃、実はミドルの牙狼翔をしばらく打っていたんですよ。それはスペックがよくわかっていなかったせいもありますが、とにかく画面が綺麗だからです。

それにしても感慨深いです。ずーっと遊パチを打ってきたのに、時を経てまたミドルの牙狼をだなんてね。もう、何度でも言ってしまう、

　パチンコって本当に──。

年収支をプラスに、それも10万円オーバーにさせると宣言しましたが、もしやミドル機たちがその目標をかなえてくれるんじゃないか。私の事ですので調子に乗って「や、やらかしてもた！」と地獄モードになってしまうかも知れません。でも「ミドルは怖い！」と毛嫌いしていた私はもういない。天国か地獄か、どちらに転ぶにせよ、バタンバタンと揺れるパチンコ怪獣のしっぽをようやく掴んだ気がします。

パチンコを打ち出した頃、旧MAX機がギリギリ残っていました。あの時に打たなかった牙狼、打てばよかったなとちょっぴり後悔しています。未だに金色になれを「こんじきなのか、きんいろなのか」つってますけど。だから、同じ後悔をしないためにも、北斗無双をしっかり打ってみようかな……。

まだおっかなびっくりは残ってますが、そうしてダイナミックなミドルを打つ機会が増えそうだ。下半期からはヒリつくようなプレイになるかも知れません。

あ、そうだ。遊タイム機をゼロから打ったのに、宵越し判定し忘れてたのは内緒だよ☆

・初パチンコ：2015年（47才春）
・本業：映画ライター
・猫とプロレスを愛する東京の大阪人
・クセ強め/耳遠め

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