毎週末、繁華街の人出が増えているのは、今更ドリフを持ち出してくるユリコの問題なのかなんなのか。

色々我慢の限界となっても仕方のない世間の流れに準ずるわけではありませんが、ボクとケンシロウ君はまぁまぁ動画の数字に将来を左右される立場ゆえ、動画のストックが無くなってしまった先週、ついに収録のための遠征をしてきました。

移動は全て自家用車。朝から晩までパチンコを打って、外食は昼食時のラーメンのみ。夜は和室の6畳一間の安宿で、二人で作戦会議をしつつ部屋飲みという旅感なんてまるでない遠征でしたが、群馬県のゲームセンターを巡る旅はイチパチンコ打ちとして純粋に楽しいものでした。

群馬県と言えば「プレイセブン」様が有名で、聖地扱いされる理由も実際に訪れて良く分かりました。

他にもオレンジハット様などなど、回って感じた事、そして旅の最中飛び込んできた悪いニュースについて少しお話させて頂きます。

日曜日担当、きーうぃさんの「全台設定6の夢のホール/きーうぃ」は皆様ご一読頂けましたでしょうか?

きーうぃさんとボクは一切面識もないので、過去どのような活動をされてきた方なのか、どのようなパーソナリティをお持ちの方なのかは分からない事の方が多いです。

ただ、日曜日の記事を読んで「あぁ、少なくともスロゲーセンに情熱を注いできた方なんだ」という事は分かりました。

その中で、ライズさんの苦境について書かれていましたが、今回プレイセブンのスタッフの方とも似たような話になりました。

プレイセブン様は基本的に午前中スタッフがおりません。無人のゲームセンターとなっていて、だから打ち放題コーナーは有人でないと受付できない午後からのオープンになっています。

「人件費を削減しないとやっていけなくてね…」

の言葉通り、実際プレイセブン様で朝から撮影をさせてもらった日、夕方まで一般のお客様は2名だけ。きーうぃさんも言っていた通り、タンポポさんが少し特殊(それも昨年のスタート時は厳しかったようですが)なだけで、スロゲーセンの経営は「趣味じゃないならオススメしない」というライズ店長様の言葉の意味がよく分かります。

かと言って、近くに住んでいない我々が、何度もお店に足を運んでお金を使えるわけではない。だからこそ、如何に動画でその魅力を伝えられるか。非常に難しいミッションだなぁ……なんて事を旅の道中考えておりました。

 

そんな中、横浜の桜木町にある「ノスタルジア」様から飛び込んできた一報もそのような苦境を伝えるものでした。

 

悠遊道の動画では、これまでパチスロ関係はほとんど触れてきませんでしたが、そんな話を聞いてこのままではいられないな、と。きーうぃさんがこれまでオフ会を開催し、スロゲーセンに貢献されてきたように、我々も少しでも皆さんに貢献していかないと、と。

新幹線が停まる駅でも少し離れたらシャッター街が並ぶような、そんな群馬県に足を運んで感じた事です。

 

レトロ台に対して、パチンコ業界に対して、単なる金儲けではない思いがあるならば、まずは何より足を運ぶこと。

そして、我々の場合は、撮影させて頂いた素材を如何に世間の皆様に良い形で届けられるか。

現役のメーカーさん、ホールさんも勿論ですが、まずは我々の出来る事として、業界の積み重ねを大切にして下さるパチ・スロゲーセンさんを応援できるよう頑張っていかないといけませんね。

 

※3日間ほど、メンタルやられてほぼほぼ仕事してないクズが自分を奮い立たせるための日記


■万回転 プロフィール

  • 1978年生まれ ♂ 
  • 累計15年間パチプロを経験
  • CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
  • 色々あって完全にパチプロを引退。
  • 現在は悠遊道動画チャンネルの総合プロデューサー兼ライター

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