台湾で日本の娯楽「パチンコ」をアピール(GreenBelt)

ピーク時には1時間待ちの行列が出来るなどブースには終始来場者が絶えず、計500人以上もの人が日本の代表的な娯楽である「パチンコ」を堪能した。

 遊技後に実施したアンケートでは97.3%が「日本に行ったらパチンコをやってみたい」と回答するなど、台湾の人からパチンコは好評。体験者からは「今日は大当たりを引けなかったけど、今度日本に行ったときにまた挑戦して大当たりを引きたい」や「日本のアニメが好きで、知っている映像や音楽が流れてとてもテンションが上がった」などの声が上がっていた。

―――引用ここまで

 

この業界をユーザーの立場から見てきた者としては、パチンコ業界の海外進出というのは少し違和感はある。

けれど、行き詰まりを見せる国内情勢から考えても、海外に目を向けるのは企業として当たり前であるし、それが生き残る道なのかもしれない。

アンケートの数字は、そもそも興味を持って遊技した人に聞いているわけだから、眉唾物ではあるが、長い行列が出来てまでという点で興味を持ってもらえている事は素直に喜ばしい事だろう。

 

カジノと違い、掛け金の上限が時間単位で制限されているパチンコ・パチスロの仕様上、いくら東京五輪があるとは言えインバウンドを期待するのは無理がある。

逆に言えばそれがパチンコ・パチスロが健全な娯楽的ギャンブルとしてのラインを担保されているプラス面とも言える。

射幸性が下がる事はもう既定路線だ。

それでもユーザーが「楽しい!」と思える機械が現れ、海外でも受け入れられるような物であるよう、今後も業界の奮起に期待したい。