ファイブ! フォー! スリー! トゥー! ワン! ドガーーーン!

サンダーバード ア ゴー!!

いや~、このサンダーバード5号の「5」が出た瞬間、アツかったです。

今回、パチンコの話はひとまず置いといて、リアルタイムで観てた身にとって、このたび50年ぶりに復活し劇場版で上映されると知ってうずうず。

残念ながらこちら田舎で上映するトコなど無く、雪道かき分けはるばる2時間半かけて都会の上映館まで観に行きました。いや~「ファイブ!」が出て鳥肌が立ちました。感涙もののオープニング、エンディング画面、テーマソングを要所で何度も入れる手法、分かってるね。口コミ評価イマイチでしたが予想を覆す満足なデキでした。

余談ですが、前回都会遠征時は後ろから私の椅子を蹴られ続け、その反省から今回1番後ろの席を選ぶと、座る前から私の席に鞄と上着が置いてあったり隣の輩がずーっとマスクせずムシャムシャお菓子食べ続けるという。毎回都会の映画館ってどうしてこうなん、と思ったり。

ちなみに、こちら田舎では貸し切り状態が多く、居心地最高です。

話を戻して、サンダーバードは1960年代にイギリスで作成されたスーパーマリオネーションと呼ばれるハイテク技法を使ったリアル人形劇。日本では白黒テレビからカラーテレビへの変換期にNHKなどで放映。サンダーバード1号から5号まである国際救助隊のメカのカッコいいことといったら。世界のどこかからの救助要請を宇宙ステーションである5号が受信したら、世界のどこかにある孤島の秘密基地から1号や2号が発進し救助に向かうという内容。

パイロットは部屋から操縦席までメカにより自動で移動。1号はプールの下から、2号はヤシの木を倒して。今回の映画では、その辺りの詳細の説明も加えられていました。また、ピンク色の水陸両用車ペネロープ号のカッコいいこと。こんなスーパーカーが50年前に企画されていたのも驚きです。

プラモデル、何度も作りました。1番好きだったのは2号。6個のコンテナがあり、4番には4号機が格納。5番に格納されていたジェットモグラも作りました。レスキュー車の編隊の絵を描いたりもしましたね。寝るときは当然枕元に並べて。

このサンダーバードがパチンコになったなら、当然打ちにいかねば。ということで2000年に藤商事から登場した初代サンダーバードは1/315.5の確変50%というオーソドックスな仕様にて、導入された地元のお店へはせ参じたのでした。

そして演出がまた秀逸でした。まず、大当たりのかなりの部分を占めるのは「ファイブ!」から始まるカウントダウン予告。信頼度は40%くらいだったと思いますが、けっこう出る印象でした。変動中にいきなり5号の「5」がアップされた部分が出るとカウントダウン予告となりアツい。いや~分かりやすいです。

そして画期的な大当たり予告が「雷予告」。ちなみに、個人的にはあれは油田爆破のシーンであり、本当は「油田爆破予告」だと思っています。まあ、雷予告としますが、この予告の何がすごいって、変動開始時にいきなりこのシーンが出ます。そしてその回転でリーチがかかると大当たりが確定するのです。

なので、雷予告が出ると、変動する図柄がスローになってリーチとなるかどうか、固唾をのんで見守ることに。で、見事リーチとなった瞬間、内心バンザイ。それが確変図柄なら小躍りレベルでした。

ちなみに信頼度(リーチ成立率)は1/3程度だったと思います。これはその後のシリーズにも継承されました。ただ、デモ中の雷予告を待って打ち出せば当たりやすく、はなりません(笑)。当時、そんなデマが流行っていましたね。

この頃の台は確変中にも玉が増えるのが当たり前でしたが、このサンダーバードは特に秀逸で、モリモリ増えました。お陰で、獲得出玉55000個(2001年度のNo1)なんて日もありました。

その後シリーズ化したサンダーバードですが、少し路線がハズれ、以降出なくなったのが残念です。