それを日本一実践しているのではないかと思われるのがアイランド秋葉原店。

 

【超朗報】「アイランド秋葉原」の新しい引き子対策がヤバすぎるwwww 引き子募集にスパイを送り込んで親を直接出禁にしているらしいwwww(パチンコ・パチスロ.com)

 

何とオトリ捜査まで行って出禁処置を取っているらしい。

ボクはこのお店には、秋葉原に用事がある際、物見遊山で立ち寄った程度だが、上記パチンコ・パチスロ.com様を通じて、内情をある程度知った。

なんでも、先日の鹿目まどか誕生日(10/3)には朝から2,500人が並んだそうな(抽選打ち切りなので実際はもっと多い)。

ご覧の通り、グーグル先生の予測検索に店名が出るくらい、今では有名なお店だ。

 

そんなお店ともなれば当然、引き子・打ち子を雇うような輩(やから)が大挙するわけだが、リンク先にある通り、ツイッターで引き子を募集している奴らにお店自ら接触してまで、引き子・打ち子、そしてその元締めの顔を割り出し、排除しようと努力しているのだ。

この対応に関して、お店の思惑はいくつかあるように思うが、何より重要なのはプロや軍団を利用せずとも出玉を見せられる稼動がある点と、一般客を大事にしなければ信用を失う事を良く理解している点だろう。

勿論、期待を裏切らない出玉を毎回演出しているわけだが、それに甘んじる事なくお店として出来る限りの事をしようとしている。

だからこそ、話題になり、これほどの人が集まる相乗効果を生んでいる。

これこそパチンコ屋の理想形ではないだろうか。

 

少々昔の話だが、とあるゾロ目デーに楽園 上永谷店へ友人と共に打ちに行った事がある。

そのお店は当時、近年では珍しく並び順で入場だったのだが、全6があるその日、先頭には当然軍団と思しき人々が並んでいた。その中にはホームレスのような風体の人も混じっていた。

どこで見つけてきたのかは分からないが、案の定入店後、一切打とうとしないホームレス。

着席はしているものの、30分に1ゲームというレベルでただ座り呆けている。

要するに全6機種が判明するまでは、台を確保だけさせておき、低設定を打つリスクは極力排除、という実に分かりやすい打ち子の使い方だ。

これに対し、友人が店員に状況を柔らかく伝えたわけだが、お店側は結局何の対処もしなかった。

 

「早朝から人が並んでいる!」

それを宣伝効果と捉え、許容するのは分からないでもない。

だが、少しでもパチスロを知っている人間なら、一度そんな現場を見ればこれがどういう状況か、すぐに理解するだろう。

そして、それを許容しているお店をどう見るだろうか。

 

軍団が何より厄介なのは、その人数の多さから、ピンプロ程度なら目立たない異様な所作が多人数になる事で一般のお客にも波及する事だ。

軍団が跋扈しているようなお店と気づいた時、そんなお店に果たしてライトユーザーが行きたいと思うだろうか。

少なくとも抽選からの台選びに関して、プロも一般も関係ない、同じスタートラインに立てる。そう思えるお店だからこそ、アイランド秋葉原店には多くのお客が集まるのではないだろうか。

 

アイランドは、ピンプロからすれば全く行く気がしないお店だ。有名になりすぎたが故、抽選倍率が高すぎてあまりにも効率が悪い。

だが、こんなお店こそ統一ゲージ・等価交換のパワーゲームをしかける全国大手に負ける事なく生き残って欲しいと素直に思える。

それでいいのだと思う。

 

先日アップした北斗無双の止め打ちとアレコレ内と共通する部分があると思うが、パチンコホールは規則改正やメーカーへの愚痴をこぼし、安易なやり方に逃げる前に本当にやれる事をやり尽しているのか。

お客の顔を見ているのか。

アイランドは、そんなヒントをくれるお店ではないだろうか。