エスシーが危機管理産業展で顔認証システムをPR(GreenBelt)

店舗の出入口等にカメラを設置し、客が来店した際に顔を認知しデータベースに画像を保存。次回来店時にデータベースと照合し、データ表示が可能だ。登録した顔に「常連」、「警戒」といった情報を登録することで、常連の把握や不正の未然防止にも繋げることができるなど、監視カメラで防犯面とマーケティングを両立させたシステムに来場者は大きな関心を寄せていた。

―――引用ここまで

 

パチンコ業界においては、顔認証と言うとそれを元にさも出玉操作が行われているかのような流言が未だに飛び交う。

しかし、実際は出玉操作などとは無関係のマーケティングやセキュリティ面で生かされている技術である。

 

先日、バブル世代の過去パチンコ屋へ機械を卸していたという人と話す機会があったのだが

「今はコンピューターで4台セットで出す出さないの出玉管理をしてるんだろ?」

というトンデモトークを聞かされた。

その人はパチンコ業界に関わった期間などほんの少しだったようで、こちらとしては開いた口が塞がらないわけだが、遠隔操作も顔認証での出玉操作も、それが可能なら「パチプロ」は存在していない。

勿論、極々一部では未だ遠隔(というか裏基板)等の不正行為はゼロではないと思われるが、もはや都市伝説クラスのバカげた話に一々耳を傾ける必要などない。

 

ちなみに最先端の顔認証システムは、グラサン+マスク+帽子といった犯罪者スレスレの状態で入店しても、見抜くだけの技術がある。

当然、お客の携帯画面の詳細を一文字残らず覗き見る事だって可能だ。

そこまで高性能のカメラを導入しているところはそれほど多くないと思われるが、セキュリティという名目でプライバシーの侵害だけは無いようにして頂きたいと思う。

(万回転)