おはようございます、本日もフラフラ竹です。

キーボードを叩く腕がだるくて、それを改善すべく、ついつい主治医から禁止されているウェイトトレーニングをしてしまいそうな衝動※に駆られながら記事を綴っていますｗ
※編集注記：ダメ。ゼッタイ。（禁トレ）

NHK【ドキュメント72時間】を観て

先日放送されたNHK『ドキュメント72時間-青春のパチンコ台に会いたくて-』で福生のゲームセンタータンポポさんが取り上げられており、それを当然の如く録画＆視聴したのですが、リアルタイムで観ていた一部の悠遊道メンバーがLINEグループでガヤガヤやっており、それが凄い楽しそうで。

何だか、久しぶりに病気の事を忘れて心から笑顔になれた感じでした。

勿論、番組内で『ユーチューバー44歳』と紹介された見た目が奇しいコトこの上無い男の話題が殆どでしたけどね（笑）

放送内では、タンポポさんのスタッフの皆さんやお客さん含めて、人それぞれの人生模様が紹介されていました。

おそらくそれらは、自分を含めて多く存在する『パチンコばっかり打っていた』人達に共感された事でしょう。

自分の場合は、共感すると同時に、あの頃名前も知らなかったけど「自分の記憶の中に存在している人たち」の事を思い出すきっかけにもなりました。

山ちゃん

駅前のA店とロードサイド郊外大型店どちらかで必ず遊技していた『山ちゃん』。

大柄ながらも移動時にドロップハンドルの自転車に跨っていた熊みたいな彼ですが、昔は常勝組だった記憶があります。

所謂『ボーダー理論』に異を唱え続けていたその彼のスタイルは、今から考えると【刹那的】というか・・・。

まだパチンコ店にも世の中的にも余裕があった時代ですが、彼のスタイルに対して『いや、廻る台打とうよ』って心の中で呟くだけの若者竹でありました。彼の無銭飲食を目の当たりにするまではね。

その光景を目の当たりにした飲食店の店長（経営者）さんも、最初から彼の態度が不審なので察しが付いていたらしく。

それでも何も言わずに料理を出したんだそうです。が、案の定の行動をしただけではなく、どうやら初犯でも無かったとの事で、結局山ちゃんは『出禁』になってしまいました。

その後、飲食店でもホールでも、山ちゃんの姿を見る事はありませんでした・・・。

結局、山ちゃんが何歳くらいだったのかすら検討もつかないし、独り者だったとしたらヘタすりゃ生き死にも判りません。

でもまぁ、こんな感じの笑い話にもならないし、むしろ笑えないような『クズの話』なんて世間には山ほど転がっているでしょう。

あの放送を観て笑えている自分も、登場された人たちも、幸運だったりキチンと努力し続けているから今があって、それをあの番組を通じて共有出来ています。

でも、1人くらい放送と何も関係のない山ちゃんの事をぼんやりと思い出すヤツが居ても良いんじゃないかぁなんて。何だか、これを読んでしまった皆さんを巻き込んでいる感もありますが（笑）

ともあれ、皆さんもたまには周りに居る（居た）クズの事でも思い出してみてくださいませ。叩くんじゃなく称えるんじゃなく、その時のご自分の気持ちで良いと思います。そこは他人が、どうこう出来るモンじゃありませんものね。

自分自身も、誰かに思い出してもらったりしながら今を生きている事、生かされている事に感謝しつつ、今日も散歩竹になってきます。