その昔、一発台というカテゴリーがありました。今の天下一閃や天龍みたく、ソコに一発入れば大当たり!というタイプです。
動画でも上げられてたセンターフェイスやショーマン、インペリアル(先日お会いしたチェロスさんとこの機種で盛り上がりました)、ターゲット、アイリス、ビッグウェーブ、メガトロン、ビッグポーター、大入りや、末期にはミサイル(正確には普通機)などいろいろ打ちました。
中で1番打ったのが、スーパーコンビやミサイルと瓜二つ、の3つ穴クルーン搭載機ビッグポーター(マルホン)。違いは3つ穴クルーン(Vは手前穴)に飛び込んだ際にヒューヒューと効果音が出ること。まあ、皆が注目するので個人的にはいらない機能でした。
1990年の夏から秋にかけて、実家の建て替えがあり、新しい家が建つまでのプレハブ住まいを余儀なくされました。そのプレハブ、エアコンが無く仕事帰りに早く帰宅するとまだ室内が暑かっため、寄り道をしてました。
そう、私が寄り道というとパチンコですね。で、帰宅途上にある某店では一発台のビッグポーターが設置24台と看板機種になっていて、お客も多く賑わっていました。
まだ飛び込みの所の釘を見ても優劣分かりにくく釘見力たいしたことない時代。そして大当たり回数を示すデータカウンタも無い時代。これが私らしいトコですが、24台全台の大当たり回数データを毎晩のようにココに寄って、蓄積して行きました。
したら、実際のデータでこんな感じになりました。
261番:8 262番:15 263番:11 265番:10 266番:8 267番:7 268番:10 270番:16 271番:8 272番:24 273番:8 275番:6 276番:7 277番:5 278番:10 280番:13 281番:7 282番:8 283番:5 285番:5 286番:9 287番:5 288番:9 300番:7(回)
デジパチの大当たり回数データとは訳が違うこの、一発台の大当たり回数データ。もしこのデータが自分だけ分かったなら、272番台に座りたいハズ。1回交換ルールゆえ1人が同じ台で粘る、はできないので待てば必ず空き台に。
何気に、33年が経った今でもパチノートにデータが残ってる訳ですが、これだけデータ重ねれば狙い目が分かりやすい。ということで島の中央仕切りから左へ3番目の272番台が1番良い台。確かに飛び込み口の釘も良いように見えます。なんなら、今でもその美しい形を憶えていたりも。もちろん空いてればまずこの台を打ちました。そして先客がいれば270番台。なのでこの272番台、270番台の大当たり回数の中に私が当てた分も複数回あるわけですね。
ちなみに、データ付け始めは左から3台目の263番台が突出してよく当たっており、272番台は中の下レベルでした。そして飛び込み口が1番狭いのが島の中央仕切りから右4台目の280番台。でもこの台が1番クルーン癖が良く、飛び込み後のV穴落下率が良く、全体でも良台の部類となっていました。それでもあの飛び込み釘見て座る気にはならなかったですね。
貸し玉はサンドに100円入れて手で受ける時代。投資は200円分単位。で、その200円でよく飛び込んだものでした。一発台は打ち初めに直ぐ飛び込むことが多いその訳は、ハンドルからの振動が釘に大きく伝わってないがゆえ、という持論もあったり。
パチ友ケンケンさんも一発台(良く打ったのはスーパーコンビ、マグナム、サーカス、センターファイスなど)を得意としていて、台はどんどん変わる方がいい、座って直ぐ当たることが多いから、と常々言っていました。
で、この投資200円分の玉で飛び込みのクルーンによく飛び込んだものでした。そしてポロっと手前穴に入って大当たり! これを個人的に「ニッポロ」と言っていました。「今日もニッポロや!」という感じですね。
大当たり出玉約4000個(テンゴゆえ10000円)、1回交換ルールゆえ、1台当たれば満足して終えてました。使って5000円まで。2回に1回は1000円以内で大当たり、という感じでした。
既にこのビッグポーターが設置されてたA店は閉店してしまっていますが、これくらいのスペック&1回交換ルールを今再現したら、いや、もうお客は付かないか。
謎のオカルトもありましたね。
ジグザグに当たる、次は☆の台だとか。
①◯③◯⑤◯
◯②◯④◯☆
固まって当たってる場所は電圧が高いから、飛び込み口の電磁石が強い(普通に捕まります)
モニターに空の財布を見せたら、店長ボタンで大当りした(事実なら遠隔です)
まずは200円勝負😆
自分もよくやってました。
当たる時はそれくらいで当たるし、
バネの良し悪しとかを測るのに十分ですからね
あと飲み会前の500円勝負とか
末期のミサイル7-7-6Dしか現役では触ってないですが、あの入りそうに見えない釘の隙間に入ったときのドキドキはなかなか他では味わえませんでした。
無制限+約2円交換で、微妙な台が多かったのであまり打てなかったですが。
玉の動きで楽しめる台を見るとこれがパチンコの醍醐味とか勝手に思っています。
>枠下蒼7さん、コメントありがとうございます。
特にデータカウンタない時代ゆえのオカルトありましたね。
末尾1番が当たる、とか。飛び込み口に電磁石、は今でも信じてる人もいるとかいないとか。
>ふっしぃさん、コメントありがとうございます。
貸し玉は200円分単位で良かったですね。
飲み会前については、連チャン機打って連が止まらず遅刻する輩が後を絶たないという近年に対し、一発台は丁度良かったですね。
>白いシローさん、コメントありがとうございます。
あの釘を抜けた時のドキドキ、今も忘れられないですね。
クルーン上を玉が回ってるドキドキ感も、醍醐味でした。
釘が長期間据え置きだったのも、1回交換ならではでした。
地元ではタイムサービスというのがあり、その1時間に当たった場合は打ち止め個数が2倍(実際には面倒なので店員が特殊景品を持ってくる)になるというのをやっていました。ビックポーターやアニバーサリーの頃かな?
ミサイルの頃にはデーターロボがある店も増えていましたので、夕方に行って出玉グラフの角度が一定以上の台を選んでいれば大抵は勝てましたね。一発台と言うと波が荒くて怖い印象ですが、一日トータルしてみると意外にも安定していたものです。
獣さん、コメントありがとうございます。
タイムサービスいいですね。開始時間前に着席し、時間まで打ち出さない人もいそうですが。
データーロボで出玉グラフにより台を選ぶやり方も的を得てます。