前回のコラムで「常勝復活」と書かせてもらったのですけど、復帰初戦は白河雪菜さんとのゲスト回でスタートでした。

そこからもう一度白河さん、中武一日二膳氏…と続いて、先月になってようやくレギュラーメンバーのイトシンと収録。

これにて本当の意味で常勝理論が動き出した感じです

 

収録が出来てまずはホッとしましたけど、内容的にはなかなかに前途多難です。

最近ホールに足を運んだ人なら分かると思いますが…今はホール状況が非常に悪いです。

コロナの自粛で休みの期間があった=ホールが思ったように利益を上げられていない。

また、お客さんの数が少ないこともあり、経営が厳しいのでしょう。

 

正直、今までのどのタイミングよりも大分設定状況が悪い気がします。

そこに加えて、収録の条件を満たせるホールが少ないので、毎回イベント日に収録とはいきません。

平日で戦うことが前提になっていて、これも苦戦の原因になっています。

 

ここ数回で言うと、自分の勘も鈍っているのか納得の台選択ができていないですね。

それでもポコンと特殊役でも引いて勝ちになってくれれば良いのですが、どうにもこうにも運に見放されているようで楽な展開にならず。

何とか結果を残したいのでどうしたものかと悩んでいる次第です。

私はいわゆる「ツキ」がない状況には二つのパターンがあると思います。

一つは単純に当たりが引けないパターン。

これはみんな体験したことがあると思います。

設定1でも勝てる…なんて機種でも負けてしまうのはこれが原因です。

引けない、負ける…分かりやすいツキのないパターンです。

 

もう一つは引きすぎのパターン。

低設定の時に設定差があるものを引いてしまう…これもまたツキがないなと感じます。

低設定で粘らされた挙句に、最後は飲まれてやっぱり設定はなかったのか…となるならまだ良いでしょう。

飲まれてもまだ設定への期待感が残るくらいに引きすぎると本当に最悪です。

 

何故なら、立ち回り的な結論が出せないから。

ある機種を攻めて、どれを打っても手応えがなければ、次回からはその機種を狙い台から外すことができます。

ところが、当たりが軽いなど中途半端にいいところがあって、しかし高設定の確信がないままだったら…次回の立ち回りが、今回と同レベルのままになってしまいます。

 

高設定なら当たるべくして当たる、低設定なら当たらざるべくして当たらない…この当たり前の状況になるのがツいている状態です。

こうなれば、判別も早いし、高設定を捨てない、低設定で粘らない、状況把握もできる…と良いこと尽くめなのです。

 

しかし、本来はツキがなくてもそれを埋めることが可能です。

何故なら、自分にはかなりの量の経験があるから。

周りの台の状況から考えて、自分の台が高設定なのかどうか…引けていても経験則から違和感を覚えれば、実際は低設定の可能性が高いと、いつもなら判断しているわけです。

 

分かりやすい例を挙げると、ジャグラーでバケを200分の1で引いている台があるとします。

40台ほどある中で、その台は唯一の優秀台で、他の台は軒並み低設定挙動だったとしましょう。

さて、その台に対するジャッジは…私ならその台は低設定で偶然バケを引いてしまっただけと判断すると思います。

 

40台の中で1台だけ高設定は少なすぎて、とても違和感があります。

また、40台もあれば低設定で間違って噴くことは珍しくありません。

ホールが意図して入れた設定にしては、不格好だと感じるわけです。

自分は感覚でスロットを打つ部分があるので、本来はこういった感性が武器になります。

…が、コロナでボケているのか、ホールの状況把握が甘いのか、今は鼻が利かないようです。

 

泣き言を言っていても始まらないので、どうにかして立ち回りの糸口を掴まなければいけません。

勘も…なんとか取り戻さなければ。

考えても答えは出ないまま、明日(10月1日)はワサビ君と常勝理論の収録です。